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【母親失格!?】離婚してもいいですか? 翔子の場合【コミックエッセイ書評】

まえがき

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今回ご紹介するのは、コミックエッセイ「離婚してもいいですか? 翔子の場合」です。
こちらの書籍はアマゾンのキンドルで読めます。
パウラが読んだときはキンドルアンリミテッドで無料で読めましたので、ぜひ上記のリンクからご覧ください
※念のため、この書籍の著者と「翔子さん」は別人みたいですので、その点はお間違えの無いようにしてくださいね。

あらすじ紹介

横柄な態度をとる夫のことが大嫌いな専業主婦の「翔子」さんは、ある時、離婚を決意。
介護の仕事で自分でお金を稼ぐようにするなど、離婚へ向けて準備を進めます。
そんなある日、夫が浮気をしていると勘違い。
自分の弟さんの家にご厄介になる形で、子供2人を連れて怒りのままに家出します。
その後夫に対して、それまで我慢してきた感情をぶつけたところ
夫は横暴な態度を素直に反省して謝罪し、離婚はしないでほしいというのですが、
翔子さんは「もう決めたことだから離婚する」と譲らずそのまま離婚。
かと思いきや翔子さんは、自分一人では住むための賃貸を借りることすらできなかったり
一言で言うと「お金」の問題という当然の現実に直面してしまい、
「夫のことは大嫌いだけど、今はまだ必要」って感じで離婚を諦めました。
後日談では、5年経過しても離婚はしておらず、
ただひたすら子供の前で夫の愚痴をいうようになったみたいですね。

書評:真の被害者は子供

ストレートな感想はすでにトップレビューで語りつくされてしまっている感じなので、
パウラは別の視点から、この書籍についての感想を述べたいと思います。

パウラはこのコミックエッセイを、夫に対する妻の怒りの物語ではなく、
親の不仲の最大の被害者は、その親の子供であることを見事に証明したコミックエッセイだと受け止めました

ぜひ「子供の視点」からこのコミックエッセイを読んでみてほしいのですが、
この翔子さんという人は、自分の子供に対して自覚なくかなりの悪影響を及ぼしているんです。

実はコミックエッセイの最後の方で子供視点のお話も出ているのですが、
翔子さんの子供は、両親の不仲を散々見せられた結果、
もしも自分の父親と母親が離婚をしたら
どちらの元にも行かずに一人で暮らしたいと語っていますし、
ある日、突然自分の家族が壊れることに対して、そこはかとなく不安を感じている様子も描写されています。
親の不仲によって、子供の情緒に明らかな悪影響が出ているのは間違いありません。
その原因が、父親の方ではなく、母親である翔子さんの態度にあると感じざるを得ません。

もちろん、大人で親とはいえ人間なんですから、パートナーと喧嘩をするなとまでは言いません。
人生の中でパートナーとの関係がこじれることもあるでしょう。
しかしながら、夫婦喧嘩をしてしまうことと、夫婦喧嘩を子供に見せることはイコールではありません。
親である以上、子供への悪影響を考えて、夫婦喧嘩は子供が見えないところですることを心がけるのは、
親が負うべき義務の一つだとパウラは思っています。

確かに、旦那さんも翔子さんに対して、リスペクトや感謝の気持ちを持っていなかったことはあると思います。
しかしこの旦那さんは翔子さんにDVを働いたわけでも、不貞行為を働いたわけでもありません。
また夫の方は、翔子さんの気持ちを知ってからそれまでの自分の態度を反省して、
歩み寄りの態度を示すようになり、子供達もそれを素直に喜んでいるようでした

にも関わらず、いつまで経っても昔のことを根に持って、
子供の前で夫の愚痴を言う母親に子供はどんな気持ちを抱くのか、
それがどうして想像できないのでしょうか?

なによりコミックエッセイの話によると、翔子さんは自分自身も、かつて親の不仲を見せられて悪影響を受けた自覚を持っています。
にもかかわらず、それと同じことを自分の子供に対してしてしまっているのは、いったいどういうことなのでしょうか?

もし仮にパウラがこの両親の子供だったとしたら、
ただただ露骨に不仲を見せつける母親を嫌だと思うし、
ストレートに「毒親」だと感じると思いますね。

これは本当に憶測ですが、このコミックエッセイの作者さんも、
この翔子さんのエピソードにおける最大の被害者が、翔子さんの子供であることに、うすうす気が付いているのではないでしょうか?

だとしたら、この本は、妻が夫に対して不満を連ねるコミックエッセイではなく
親の不仲がどれだけ子供に悪影響を及ぼすかを描写した「毒親」にまつわるコミックエッセイと受け取ることができるのではないでしょうか?

改めて、もしこの記事を見ているお兄様、お姉様の中に、子供がいる既婚の人がいらっしゃいましたら、
ぜひこの本を子供の情操教育の面から一読していただき、
親の不仲を自分の子供に見せるということが、
自分の子供にどんな悪影響を及ぼしてしまうのか、
それを考えていただけると嬉しいです。

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あとがき

というわけで、コミックエッセイ「離婚してもいいですか? 翔子の場合」のご紹介でした。
ご紹介した書籍は概要欄にアマゾンのリンクを貼っておくので、
もし内容が気になる方はぜひ見てみてくださいね。
今ならキンドルアンリミテッドで無料で読むことができます。

POSTED COMMENT

  1. アバター 子ポンチ より:

    子供に不仲を見せる親は母親、父親関係なく人間としてクズです。子供にパートナーの悪口や愚痴を言うのもクズです。情操教育上居ない方が良いとさえ思います。

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