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まとめ記事

フジテレビの公式サイトで公開された「第533回 番組審議会議事録概要」。

これは1月10日にホテルオークラ東京にて開催され、港浩一社長や大多専務など、フジテレビを代表するトップの人間たちが参加した。

内容は「2023年11月発生の事件を報じるニュースで、容疑者として別の人物の顔写真を誤って放送」してしまった件について審議するもので、テーマは「テレビと人権」だった。

この議事の内容とテーマを見る限り、「テレビの報道番組において人権と報道のバランスをどのように保つべきか」という話が主題のように感じるが、

議事の内容にはとてもそういうテーマの内容とは思えない意見が飛び出したうえに、

さらには「俺たちテレビは勝ち組」など、「テレビの自惚れ」が垣間見える意見が飛び出してネットで話題になった。

特に目立っていたのは「テレビの人権意識が高くなりすぎると面白い番組が作れない」という感じの発言。

いくつか見ていくと、

「テレビが行儀の良いことを目指しすぎる動きの中で、テレビ以外の媒体の方が真実だったり、面白いと思われないか、危険性を感じる」

「人権はもちろん大切だが、人権をうたえばうたう程、テレビだけが宙に浮いてしまって堅苦しい箱になってしまう」

「人権意識が強くなりすぎると良い表現ができなくなり、テレビ局の挑戦も締め付けられ、番組がつまらなくなり、世の中から見捨てられてしまうのではないか」

https://www.fujitv.co.jp/company/action/shingikai/shingikai_533.html

という感じ。

あたかも「今のテレビは人権意識が高くてお行儀が良いからこそ、つまらない番組しか作れなくなっている」という前提で話している意見がいくつか見られた。

また、この議事録に掲載された意見の中に、

「表現者はギリギリを攻めなくてはならない場面が多々ある。第三者(視聴者・読者)に「その表現がどうしても必要だ」と、どれだけ説得力を持って伝えられるかが制作者のプライドなのでは。まさに“腕”が試されている」

https://www.fujitv.co.jp/company/action/shingikai/shingikai_533.html

というものもあったが、これはおそらく港浩一社長の意見っぽいと思われる。

なぜこれが港浩一社長の意見である可能性が高いかというと、港浩一社長は「コンプライアンスとの向き合い方」を問われるたびに「愛と腕で突破する」とか言いがちなため。

例えば1月19日にフジテレビの早朝の番組「週刊フジテレビ批評」に港浩一社長が出てきた際、「コンプライアンスとの向き合い方」について語った際に、

「スタッフには『愛と腕で突破してくれ』というふうに言っています」とか、

「愛と腕でコンプライアンスは怖がっていてもしょうがないので突破していこうよ」とか語っていた。

他にも文春のインタビューにおいてもコンプラに「愛と腕で突破」とか同じ感じで答えていて、今回の議事録とほぼ似たり寄ったりなことを言っていた。

そのことから「テレビと人権」をテーマにしたこの審議会においても、湊社長は

"俺たちテレビは表現者なんだから、コンプライアンスなんか恐れず“腕”で突破しようぜ!"

――とか、そんなノリで答えたのではないかと思われる。

そして最後に紹介する議事録での意見が「テレビは勝ち組」発言。

これがどんな意見だったかというと、

「テレビは勝ち組の集まりだった。弱者の視点や他者をおもんぱかる力が無意識の内にずれてくる。一人一人が弱者に寄り添う人生観を持つことが港社長の言う“愛”なのでは」

https://www.fujitv.co.jp/company/action/shingikai/shingikai_533.html

――という、「テレビ業界は勝ち組の集まりで強者集団だから、意識しないとついつい弱者や他人に寄り添えなくなっちゃうんだよね」という、全方面に対して失礼なナルシスト発言が飛び出したりもした模様。

この議事録の内容がネットで話題になり、

  • は? フジテレビは人権を侵さないと面白いものができないの? 
  • 人権を軽視していれば世間から見放される。
  • すでにTverですら最も見ていないので、、としか言えない内容。
  • この議事だけでフジテレビ解体されても良いと思える
  • フジテレビ相変わらずだな。
  • だめだこりゃ
  • 「テレビが行儀の良いことを目指しすぎる」 えっ?テレビ業界がそんなこと目指してたなんて、あたしちっとも・・。
  • 自らを「表現者」って言うほどの創作なんぞしてねえじゃんかよ。
  • 思考が逆立ちしているフジテレビ。
  • 90年代で時間が止まっているフジテレビ(ダサ…笑)

という感じでネット民から失笑を買ってしまった。

あともう一つ興味深い意見があったので最後に紹介すると、

「視聴者、出演者、取材対象者だけでなく、テレビの番組制作に携わる人々の人権にも目を向けてほしい。自身の人権を守られていないスタッフが、テレビの向こうの人の人権に敏感になれるはずがない」

https://www.fujitv.co.jp/company/action/shingikai/shingikai_533.html

という感じで、下請けの番組制作会社を奴隷のように扱うテレビ業界の横暴を暗に指摘するような意見も見られた。

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