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視聴率にこだわりすぎるあまり迷走するテレビたち

テレビが長年、自分たちの影響力の強さとして使い続けたのが「視聴率」というワード。

特に世間に浸透しているのが、テレビ局が長年自慢の種に使い続けていた「世帯視聴率」。

テレビ局は長年、この「視聴率」を自慢の種にして殿様商売を続け、視聴者の声を無視してやりたい放題していたことから、世間から反感を買いまくっていた。

しかしそんなことを続けていたがために、テレビ離れが進み、それが視聴率にも反映された結果、

視聴率はテレビの自慢の種どころか、「低視聴率で爆死」という感じで世間からイジられるための道具になってしまった。

しかしそんな状態になってもテレビは「視聴率」へのこだわりを捨てることができず、

ネット記事などを使って「世帯視聴率はもう古い!これからは個人視聴率やコア視聴率の時代だ」とかそんな感じで印象操作。

「コア視聴率で○%の高視聴率」という感じで、冷静に見れば特に高くない数字なのにあたかも高視聴率を獲得しているかのように見せかけている。

「共視聴率」という謎の指標が登場し、フジテレビがトップに!?

なかでもフジテレビは「高視聴率」という上っ面の数字にこだわりすぎるあまり、意味不明な視聴率で「高視聴率自慢」を始めてしまった模様だ。

その「高視聴率自慢」の一つ目が「共視聴率」という指標。

ネット記事で「新しい視聴率でフジテレビが無双状態 1~5位独占で他局を圧倒 “みんなで一緒に見た”を測る「共視聴率」」という意味不明な記事が登場したりもした。

この「共視聴率」とは「2人以上が同時に目線を向けた時間の割合」の視聴率とのこと。

よろず~ニュースの記事はこの共視聴率という謎の指標を持ち出して、

「フジテレビの番組が1~5位を独占」「従来の視聴率だけでは測れない人気番組の実態が明らかに」などと、フジテレビをべた褒めしたりしていた。

なおこの「共視聴率」で計ると、世帯視聴率でたった4%しか取れない瀕死状態のバラエティ番組が、なんと「50%を超える高視聴率番組」に生まれ変わる模様。

マイナビニュースに掲載されているネット記事によれば、

フジテレビの「新しいカギ」というバラエティ番組が「世帯視聴率では3.9%だけど、共視聴率では51.4%で番組ランキング1位」という感じで紹介されたりしている。

フジテレビ不人気番組「ぽかぽか」が「視聴率100%をたたき出した」というネット記事まで・・・

そしてもう一つの事例が、フジテレビ「ぽかぽか」が専用の独自の視聴率の基準を採用したことで、「驚異の視聴率100%」などと話したケース。

このぽかぽかとは、フジテレビが2023年の一月からスタートしたお昼の生バラエティ番組。

フジテレビ社長肝いりで、「令和のいいともを目指す」とし、フジテレビ開局65周年記念イヤー第一弾と銘打って大々的にスタート。

そして視聴率は驚異の1%台をたたき出したとして大きな話題となった。

今では低視聴率が続きすぎたせいでとうとうネタにすらされなくなったとまで言われている。

そんなぽかぽかが、とうとう独自の視聴率を採用したことで「ぽかぽか驚異の視聴率100%」とか言ってしまっている模様。

その採用した指標とは「北海道阿寒湖視聴率」。

2月5日放送のぽかぽかにて、番組オープニングでフリーアナウンサー神田愛花が、北海道の阿寒湖を訪れ、そこの地元民と話したエピソードを披露。

「どこに行っても『ぽかぽか』見てます、って言われるんですよ」

「だから、阿寒湖の周辺、『ぽかぽか』100%、視聴率が」

「すごい、ほんっとうに、みんな言ってくださった」

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202402050000631.html

と、興奮した様子で番組にて語ったとのこと。

さすがに視聴率100%は冗談で言っているのは誰でもわかるが、

それでも「阿寒湖の人たちがみんな見ている」で終わらせず、わざわざ「視聴率」という言葉に置き換えているのは、

テレビ局やテレビ関係者が、今もなお「視聴率」というワードに特別なこだわりを持っていることを感じさせる内容だと思われる。

さらにフジテレビは、今年の夏も27時間テレビを放送するようで、今年は「驚異の共視聴率」をたたき出した番組である「新しいカギ」をメインに放送する模様。

そしてそれが「新しいカギ」にて発表された時、総合MCの一人として抜擢された芸人が目標として「この時代に視聴率40%」などと口にした模様。

いずれにしても、これらの話から感じられるのは、フジテレビは特に「高視聴率」というものにとりつかれていて、「高視聴率」に踊らされているということだ。

視聴率は所詮「内輪ネタ」それに踊らされるテレビ局。

さすがに「阿寒湖視聴率が100%」は冗談半分で言っているのはわかるものの、

「阿寒湖の人たちが全員見てくれて嬉しかった」ならともかく、それをわざわざ「視聴率」って言葉に置き換えるのは、

テレビ関係者が「高視聴率」に対する強いこだわりの現れと感じる一幕と言えますね。

しかしながら、視聴率は結局テレビ局の「内輪ネタ」の一つでしかないのではないでしょうか?

もしこうした「世帯視聴率」や「個人視聴率」までならともかくとして、

「コア視聴率」「共視聴率」などの細分化された指標・データは、

これをYouTubeの動画投稿者に置き換えれば、わざわざ自身のアナリティクスを公開して自慢するようなものです。

そんなものはそのチャンネルに興味を持つリスナーには興味があっても、そのチャンネルに興味がない人間にとっては本当にどうでもいい話と言わざるを得ません。

こうした指標のデータは、言い換えれば「身内ネタ」。

テレビ局が視聴率を前面に出して大々的に宣伝する姿勢は、内輪のデータを過度に公にするテレビ局やその関係者たち特有の自己満足とも取れる発想と感じざるを得ないでしょう。

世間では、低視聴率爆死ネタですらいいかげん飽きつつあるのに、

そんな中でも「高視聴率」自慢をするテレビ局たちは、

あまりにも「高視聴率」に踊らされ過ぎていると感じざるを得ないですね。

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