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キムタク主演のテレ朝ドラマがツッコミどころ満載とネットで話題に!「設定に間違いが多すぎる」の指摘!

テレビ朝日は4月から木村拓哉を主演に木曜ドラマ『Believe -君にかける橋-』を放送する旨を告知。

クランクインまで難航していたとされるテレ朝のキムタク主演ドラマがようやく形になってきたものの、

3月7日にストーリーや設定が公開されたことで、「設定が間違いだらけだ」と指摘する声が殺到する事態に陥った。

キムタクが「テレビ朝日開局65周年記念」を背負うドラマ

まずテレビ朝日は2月29日に、木村拓哉を主演に木曜ドラマ『Believe -君にかける橋-』を4月にスタートする旨を告知。

テレビ朝日によると、このドラマは木村拓哉が主演を務め、さらには「テレビ朝日開局65周年記念」と、テレビ朝日の看板を前面に背負ったドラマとなった。

このドラマの物語はテレビ朝日の完全オリジナル。

キムタクが演じる主人公で大手ゼネコンの建築士である狩山陸が、思わぬ困難に見舞わるストーリーとのこと。

テレビ朝日はこのドラマを「手に汗握るサスペンスと人間ドラマが織りなす壮大な物語」「希望と再生のヒューマンエンタメ大作」と紹介しているとのこと。

キムタクが演じる狩山陸の設定は、大手ゼネコンの土木設計部で部長を務める建築士。

建設物オタクであり、建築にかけては完全主義者で、橋作りに情熱を寄せている。

テレ朝のティザー動画で「修正できない設計図はない」とかイケボで言っていた。

――という感じ。

過去のネット記事によればこのドラマは「キムタクがクランクインを遅れに遅れさせてストーリー展開にこだわり抜いた」らしく、

「テレビ朝日開局65周年記念」とかけ合わせれば、このドラマは「テレビ朝日の全力」と言っても過言ではない。

しかし「テレビ朝日の全力」であるはずのこのドラマ、既にクオリティ面で心配の声が上がっている。

先日もパウラちゃんねるで指摘した通り、テレ朝が最初に投稿した「Believe」のティザー動画は、映像のプロ集団が作ったとはとても思えない「雑コラ」レベルのクオリティ。

撮影技術はともかくとして、その他の編集周りの技術レベルには不安を感じざるを得ない。

肝心のストーリーについて「設定が間違いだらけ」と指摘する声が殺到

そして肝心のドラマの内容について、ストーリー以前に、物語の土台となるはずの「設定」に関してツッコミが殺到。

「設定が現実からかけ離れすぎている」ことから「テレ朝は勉強不足ではないか」という声が見られる。

※実際の声は最下部にまとめて掲載します。

ヤフコメ民や、X民などがこのドラマの設定について指摘をしているが、

まず建設会社に勤務するという人の声によると、

建設会社は土木派閥と建築派閥があり仲が悪いというのが一般的なため、

「土木設計部で部長」が「建築士」ということはなく、「土木設計部」で設計をしている人は「設計士」と呼ばれているとのこと。

建設会社勤務のヤフコメ民は「基本的な言葉ぐらいはしっかり取材してから使え」と指摘した。

また、橋の設計で責任者になるには「建築士」ではなく「技術士」の資格が必要なのだという声も見られる。

Xでは「なんで建築士なのに土木設計やってんの?土木設計なら技術士では?」と普通に疑問を感じる人が現れ、

「橋を設計する人は建築士じゃないし、そもそも橋を架けたい側で ある程度の設計をしたうえで入札参加するもの」という指摘もあった。

そもそもゼネコンは橋の土台を担当し、橋は橋梁会社がつくるものだという声もあり、「橋の建築士はいません」とのこと。

「大手ゼネコンには橋の設計が出来る人もいるかも知れないが、普通は橋の設計をしたい人なら土木コンサルの会社に入社すると思う」などの声もある。

このようにネットでは「間違いが多すぎる」「どこのゼネコンに監修してもらっているかわからないけど、現実と違いすぎます」と指摘する声がいくつも見られる状況。

Xではテレ朝のポストを引用するかたちで「建設コンサルタントという仕事が、全く知られてないことに寂しくなります」と嘆く声も見られた。

「テレビ朝日の全力」であるはずのこのドラマだが、物語の基礎となるはずの設定の段階で穴だらけという事で、

「どんな内容でもいいからキムタクが見たいだけ」なキムタクファン以外の心にびりーぶできるかは怪しくなっている。

『Believe -君にかける橋-』の設定に対する声

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