フジテレビお金がなくて人気番組すら終了か。。。【私のバカせまい史】

特大悲報!フジテレビさん、もとから制作費を削りまくっているのに、スポンサーの撤退によりさらに制作費が無くなっちまって人気の番組すら制作費不足で放送できなくなってるぞと話題に!

それではパウラちゃんねるがまとめた話題から見ていきたいと思いますが、

今回この話題を取り上げるきっかけになったのがコチラ、4月23日に掲載されたSmartFLASHのネット記事、

バカリズムのフジ冠番組「1カ月放送休止」の“異常事態”徹底リサーチに定評も「製作費締めつけ」が足かせに

ざっくりとこの記事の内容を紹介すると、

まずこの記事で紹介されているのは、フジテレビのバラエティ番組「私のバカせまい史」。

この「私のバカせまい史」は、お笑い芸人バカリズムさんの冠番組で、

バカリズム扮する研究長を筆頭に、芸能人が「誰も調べたことがないせまい歴史=バカせまい史」を紹介していくという内容で、

バカリズムさん自身も企画会議に関わっており、バカリズムいわく「情報収集は任せているが、集まった情報に基づいて番組台本を作る役」とのことですね。

2022年から特番や期間限定レギュラーなどを経て、2023年4月、木曜夜9時というゴールデンタイムでレギュラー放送されるように。

港浩一社長が「バラエティのフジテレビ復権」の名のもとに作り出したバラエティ番組がことごとく爆死しまくる中、

この「バカせまい史」は、フジテレビにしてはめずらしく好評な番組で、ファンも結構いたようですね。

しかし2024年4月から、木曜日のゴールデンタイムでの放送が終わり、木曜日の深夜に移行。

さらに放送時間が30分に短縮されたとのことですね。

しかしこの人気バラエティ番組が、この番組が最後に放送されたのは3月20日で、すでに一か月以上も放送されていない状態。

番組公式Xでも翌日の21日に――

次回放送予定は未定となっております 放送再開をお楽しみに!

という投稿を最後に更新がストップしているということで、事実上の放送休止状態だそうです。

ではどうしてフジテレビにしては比較的好評な人気バラエティ番組の放送が止まっているのでしょうか?

それはやはり、一連のフジテレビ問題によるスポンサーのフジテレビ離れによって、制作費が枯渇している状態だからというのが、このSmartFLASHの記事での主張ですね。

パウラちゃんねるでも何度も紹介してきた通り、フジテレビと言えば3月31日の第三者委員会の報告により、一連のフジテレビ問題について組織ぐるみの不祥事が認定され、

スポンサーをして「不祥事の世界観が違った」と言わしめる、その不適切にもほどがある企業体質が暴かれてしまったわけですが、

スポンサーの多くは問題が発覚した1月の段階でフジテレビから撤退スタート。

3月31日のフジテレビ第三者委員会の報告がトドメとなり、いまもなお多くのスポンサーたちがフジテレビから手を引いている状態。

そうなると、基本的に番組の制作費用をスポンサーからの広告収入に依存しきっていたフジテレビは、番組の制作費を用意することができないわけですね。

で、4月23日のSmartFLASHで語られている内容を紹介すると――、

1月30日、フジ・メディア・ホールディングスは、CM出稿の見合わせが増えたことで、2025年3月期の広告収入が233億円の下振れになる見通しであることを発表しました。

この影響もあってか、番組の製作費が減少傾向にあるようです。

深夜枠の番組は、とくにこうした締めつけが厳しいようで、『バカせまい史』もそのあおりを受けていると見られます。

同番組は資料調査や取材、再現シミュレーションまで、ひとつの企画を放送するまで3カ月要することも少なくありません。

ただ、製作費が限られる状況下で、従来のような形で放送するのは難しいのかもしれません。

ということで、人気番組すら制作できないほどにお金に困っている状況になっているとのことですね。

まぁこの話はそこで終わってもいいのですが、実は本題として話したいのはここからで、

こんな感じで「フジテレビの番組が制作費不足で終わりかけてる」という話をしているわけですが、

どういうわけかこの話題に対してヤフコメ民どもは

「無理をして毎週放送してもネタ切れになるんだから、ゴールデンから深夜枠に移動し、ゆっくりじっくりいいモノを作ればいいじゃない」とか、

この期に及んでフジテレビというテレビ局や、番組制作の実態が分かってない、頭サン・シャインなコメントばっかりしていて、

そのあまりにもフジテレビへの解像度の低いコメントが多くて、思わずパウラの頭までサン・シャインしかけてしまいましたね。

ということで実際にどんなコメントをしているのかを紹介すると――、

一部サイトでは「終了」と言う扱いになってるが面白い番組なので、今は充電期間と思い復活を待ちたい。

充電期間ということで、いいんじゃないの?

ゴールデンから深夜に移ってホッとした番組です。

不定期でいいので、絶対に残して欲しい番組です。

深夜から21時に移動したときは、週に2~3本ネタがあって、それだとすぐにネタ切れや調査が大変だろうからまた深夜に戻って良かったなと思ってたし、だから、打ち切りではなく休止で良かったなと。

週1では制作が間に合わないとかネタ切れになるとかも時間の問題だったと思うので、またいいネタが集まった頃に再開すれば良いと思います。

いいと思います。毎週毎週、質が良いものを提供するってとても大変。カツカツでやってるから、ヤラセだ、でっち上げだって、そんなことになる。良いものを作るには時間がかかる。とっても単純な話。

という感じでした。

まったく、こいつらマジでテレビ業界の実情が分かってない、頭サン・シャインな奴らで嫌になっちまいますわ!

ということでこのフジテレビ解像度の低い奴らのために、「フジテレビで番組がゴールデンから深夜に移動させられた」というのが、制作サイドにとってどれだけヤバいのかを解説しますが、

ぶっちゃけ言うと今のフジテレビでゴールデンから深夜移動は、これは番組制作サイドからすると、番組の事実上の死刑宣告のようなものだとパウラは考えてます。

大前提の話からすると、基本的にテレビが放送している番組はテレビ局の局員が直接作っているわけではなく、下請けの番組制作会社たちが企画を出して番組を制作してます。

「バカせまい史」についてもバカリズムさんそのものがリサーチに行っているわけではないという事は、実際にリサーチする、つまり企画のために情報を集めるのは下請けの会社がやっていることになるわけですが、

この下請けの番組制作会社はテレビ局からお金を貰って作るものの、基本的にテレビ番組の制作は、番組が納品されて放送されるまでテレビ局からお金がもらえません。

そんな中で「バカせまい史」は、リサーチして企画して放送に至るまでかなりの期間を必要とするわけなので、

下請けの番組制作会社の視点で考えれば、それまでお金を貰えないのですから企画がどうのこうの以前に、お金にならない番組を作らされてかなりきつい思いをさせられていた可能性が高いわけですね。

しかし、それでもゴールデンタイムの番組だったら、当時のフジテレビならまだ費用はそれなりに貰えてたでしょうから、番組制作会社も頑張って作っていたことでしょう。

ですが、それがゴールデンタイムから深夜番組に移行させられてしまったわけです。

そしてこの「バカせまい史」が深夜に移動させられた2024年4月、ちょうど「フジテレビの深夜番組の制作費が、仕事を受けたら赤字になるレベルで予算カットされたぞ」と話題にされました。

それがこちらの2024年4月にFRIDAYが掲載した「制作費はわずか200万円…制作会社&タレントの地上波離れで進む「キー局頂点のヒエラルキー」の崩壊」というネット記事。

これによると、バラエティ番組を制作する番組制作会社が、フジテレビから深夜番組の企画募集を貰ったところ、

それがなんと制作予算が200万円で、これは「仕事を受けたら赤字になるレベルの激ヤバ予算だ」と語られていました。

この「フジテレビの深夜番組の企画募集」がいったい何の番組の企画なのかは分かりませんが、

「バカせまい史」が深夜番組に移されたタイミングで出てきたこの話題には、なにかを感じずにいられないのはパウラだけでしょうか?

まぁそんな邪推は置いておいて、とにかくこんな感じでフジテレビは2024年の段階で、番組制作予算を大幅カット。

自社で面白い番組を作れるような企画力や実力のある番組制作会社は、予算が潤沢な外資系プラットフォームに逃げてしまい、

いまやテレビ局の仕事をやっているのは、たとえ赤字になるような金額だとしても、テレビにしがみつかないと生きていけないような下請けしか残っていないというのが実情なわけですね。

しかもこれは今話した通り、この2024年の上半期の段階でこのザマなわけです。

まだ特大不祥事爆弾でスポンサーたちが大撤退する1年も前の時点ですら「フジテレビの深夜番組は受けたら赤字になるレベルのお金しか出さない」という状況だったわけで、

2025年の今、その時よりもはるかにヤバいことになっているフジテレビに、去年と同じかそれより多くのお金を「バカせまい史」のために使えるとはとても考えられないわけです。

つまり「深夜でじっくり番組作る」なんていうのはいまのフジテレビでは成立せず、

「例え内容はお粗末でもいいから、お金と時間がかかる番組はゴールデンタイムじゃないと制作できません」が正解なわけですね。

最初に取り上げたSmartFLASHの記事ではあまり突っ込んで説明はされていませんでしたが、

単に制作費が不足しているのはもちろん、お金がないせいで、これまで面白い企画を出していた番組制作会社たちが「バカせまい史」の制作から既に逃げてしまってる可能性があるわけで。

テレビ界隈の実情を知らないヤフコメ民は「充電期間」とかほざいてますが、充電もなにも充電される電池である下請け会社がトンズラこいているわけですね。

しかーし!

もちろんそんな中でも「バカせまい史」を続ける方法はあります!

それは番組制作を下請け会社なんかにやらせるのではなく、超優秀で性格も真面目な、そんなフジテレビ局員たちが口だけじゃなくて手足を動かして番組を作るという方法です!

そしてこのバカせまい史を、スポンサーのカネに依存する無料地上波放送ではなく、

FODなどの有料チャンネルで配信し、バカせまい史のファンが総出でこの番組を支えるためにお布施しまくればよいのです。

フジテレビには口先だけでなく真面目で超優秀な人材が揃っているでしょうし、

パウラは見たことないので知りませんが、これだけバカせまい史に「じっくりいいもの作ってください」とか言う人たちがいるくらいなので、

きっとファンの人たちはお金を払ってでも見たくなるほどに優良なコンテンツに違いありませんから、

バカせまい史を愛する視聴者たちがFODに加入し、フジテレビにお金をお布施しまくる人たちであふれかえり、

お金がなくて困ってるフジテレビの事を、心がポップUPして頭ウキウキ、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎にするに違いないでしょう!

今のフジテレビで番組が深夜枠送りにされることがどれだけヤバいのかを解説しただけでなく、キチンとこの大ピンチの打開策を具体的に提示できるパウラ、偉い!

それでは最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう!

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