テレビ大好きコラムニストさんの「世間から叩かれてる永野芽郁と田中圭は被害者、お前らの人生には関係ないから世間は黙ってろ」って感じの作文が、とっても勉強になる内容なので勉強しましょう!
という事でパウラはテレビ界隈から手口を学ぶ謙虚な卑怯者なのですが、
今回はテレビ大好きコラムニストさんが、最近の週刊誌のネタに乗っかってネット民たちからコテンパンにされるテレビタレントを擁護しながら
週刊誌に乗っかってテレビタレントを叩く一般人どもを叩き返す鮮やかな高等テクニックが使われている作文を発見したので、
そのコラムを紹介しつつ、謙虚な卑怯者らしくその手口を勉強したいと思います!
ということでそのテレビ大好きコラムニストのコラム記事がこちら、
「どこから流出したん?」「LINEって勝手に公開していいの?」 永野芽郁(25)と田中圭(40)の《不倫疑惑とLINE流出》が示す“本質的なヤバさ”
というネット記事。
この記事は主に4月に炸裂した文春砲によって永野芽郁さんと田中圭さんが二股不倫疑惑をかけられてしまった件を踏まえて、
週刊誌の内容を鵜呑みにしてテレビタレントを叩く世間に対して物申す内容となっています。
ちなみにこのコラムをお書きになられた木村隆志さんについて簡単にご紹介すると、
この方はテレビ解説者を自称し、芸能・テレビ・ドラマなどを解説するなどしたり、テレビにも出演経験があるテレビ大好きコラムニストさん。
特にフジテレビとは仲良しなようで、フジテレビの自己弁護番組あ間違えた自己批評番組「週刊フジテレビ批評」にも出演されたり、
あとはフジテレビ月9ドラマが爆死呼ばわりされていることに耐え切れずに擁護する記事を書かれたりなど、頑張ってフジテレビの推し活をされている方ですね。
そんな人なのでよくテレビの悪口を言うネット記事とかネット民に対して事あるごとに文句を言っておられます。
ということで記事を引用しながら、その内容について分析をしてみんなで手口を勉強していきましょう!
なお全文は引用しないので、全文が読みたい場合は概要欄の参照元リンクからご覧ください。
それでは見ていきましょう!
被害者ポジションとイメージを巧みにすり替える被害者イメージトリック
ということでまずはしれっと永野芽郁と田中圭を上手に「世間と週刊誌から理不尽に叩かれる被害者」ポジションにするテクニックを学んでいきましょう!
不倫騒動の段階で責められる立場
LINE流出を掘り下げる前にふれておかなければいけないのは、不倫の真偽はさておき、永野さんと田中さんの行動は自覚に欠けたものであり、関係者から責められてしかるべきであること。
現在、永野さんは、ドラマ「キャスター」(TBS系)、ラジオ「永野芽郁のオールナイトニッポンX」(ニッポン放送)などへの出演に加えて、主演映画「かくかくしかじか」の公開を1週間後に控えた大切な時期。
一方の田中さんも、5月3日から6月15日にかけて舞台「陽気な幽霊」の主演を務めているほか、6月放送・配信の主演ドラマ「おい、太宰」(WOWOW)の主演なども控えています。
加えて、企業イメージの一翼を担うほか業績をも左右し、高額報酬を得ているCM出演もあるだけに、多くの関係者に迷惑をかけてしまいました。
2人は「これ以上の迷惑をかけず、金銭的な損害を避けるために、記事に対する具体的な釈明や部分的な肯定を許されず、身動きの取れない状態になっている」という可能性も考えられるでしょう。
しかし、何より最大の被害者は、本人以上に針のむしろ状態であろう田中さんの妻と子どもたちにほかなりません。
それでも小中学生の子どもたちは学校へ行かなければいけないし、妻は買い物などで外出しなければいけないこともあるでしょう。
その迷惑をかけた仕事関係者と、肩身の狭い思いをさせている家族への誠意ある対応は当然のこととして、以下では、芸能人だけでなく私たちにもリスクがあるLINE流出の是非をいくつかの角度から考えていきます。
https://toyokeizai.net/articles/-/876481
ということで「不倫の是非はともかく」と一番大事なポイントをすっ飛ばしつつ、
「二人は関係者から責められても仕方がない」とか言いながら、徐々に憶測に憶測を重ねながら、最後には田中圭の家族までダシにして、
田中圭と永野芽郁をさも世間や週刊誌に理不尽な扱いをされる被害者に仕立て上げる素晴らしいトリックでした。
このコラムニストさんは
「これ以上の迷惑をかけず、金銭的な損害を避けるために、記事に対する具体的な釈明や部分的な肯定を許されず、身動きの取れない状態になっているという可能性も考えられる」
とか味わい深い憶測を出されていますけど、
実際は反対で、事実無根を主張しているくせに法的措置という動きを取ろうとしないから迷惑かかってる状態なわけです。
特に永野芽郁の所属するスターダストプロモーションといえば、ちょうど2025年4月に「悪質な誹謗中傷や虚偽の情報拡散に対しては法的措置を含めて厳正な対応をする」と明言されています。
関係者にどうして迷惑がかかっているのかといえば、それは「記事に対する具体的な釈明や部分的な肯定を許されない」からではなく、
永野芽郁さんらは「文春の言ってることは事実無根」と主張しているのに、どういうわけか法的措置を取らないからいろんな人たちに迷惑をかけている状態なわけです。
まして被害者なのは、むしろ永野芽郁と田中圭のせいで面倒な対応をしてお金と時間の実害を被っているスポンサー企業なわけで、
むしろそんな企業からしてみたら、口先だけでの不倫否定じゃなくて、きちんと事務所が総出で法的措置を取ってくれることを望んでいると思いますけどね。
で、さらに味わい深いのは、「何より最大の被害者は、『本人以上に』針のむしろ状態であろう田中さんの妻と子どもたちにほかなりません」といっているわけですが、
ここで「本人以上に」とかいう言葉を使う事によって、まるで田中圭と永野芽郁が被害者かのように偽装しているのが素晴らしいですね。
この書き方をすることによって、しれっと「永野芽郁と田中圭も被害者で、週刊誌や世間は永野芽郁や田中圭を理不尽に叩いている悪者」に仕立て上げているのが味わい深いです。
世間一般でも田中圭の奥さんとお子さんは被害者だと思われていますが、それはあくまでも「不貞行為の被害者」という意味合いです。
ですがこのコラムニストさんは、「小中学生の子どもたちは学校へ行かなければいけないし、妻は買い物などで外出しなければいけないこともある」とか言う事で、
「不倫された被害者」ではなく、あたかも「世間から理不尽に叩かれる被害者」みたいなイメージを与えるトリックを使うことによって、
テレビコラムニストらしい、しれっとタレント様を被害者ポジションに置きつつ一般人を悪者にする素晴らしい言葉のマジックといえるでしょう!
それでは続きを見ていきましょう!
憶測、憶測、憶測によって「問題の本質」を捏造する憶測マジック!
ということで今度は憶測の上に憶測を重ねることによって「問題の本質」という名の捏造を行う憶測マジックを学んでいきましょう!
問われるべき「LINEデータの入手方法」
まず、他人のLINEを無断公開することについては、「プライベートに関するものを勝手に公開していいのか」という道義的な問題だけでなく、プライバシー権の侵害や名誉毀損罪に問われる可能性があります。
ただ、訴える側が「時間と手間をかけて勝訴したところで多くの損害賠償額は得られない」「裁判によってたびたび報じられ、別の情報が知られることは避けたい」などの理由から訴訟に踏み切らないケースが少なくありません。
さらに2人が芸能人であることから、報じる側には「公共性・公益性」「報道の自由」が認められる可能性があり、ビジネスとして利益が得られるのなら「やったもの勝ち」というのが現実。
永野さんと田中さんから見たら、もしLINEの内容に覚えがなかった場合でも、「訴えない」という選択のほうが現実的な感があります。
しかし、LINEの流出に関しては、本人のガードがよほどゆるくない限り、「無許可などの不正・違法な行為でデータを入手した」とみるのが自然でしょう。
データの内容はさておき、そんな入手方法を社会的に許していいのか。
今回の件も、もし誰かがLINEのデータを不正・違法な行為で入手したのなら、不正アクセス禁止法違反などの罪に問われなくていいのか。
不倫疑惑よりも、むしろデータの入手方法を問われない社会のほうに怖さを感じてしまいます。
(文春砲)第2弾の記事に関しては、LINEのスクリーンショットがなかったことに、「情報提供者を守るためだろう」「罪に問われるリスクを避けたのではないか」などの声があがっていますが、そこに本質はないでしょう。
本質はLINEでのプライベートなやり取りを無許可で広く公開することの是非であって、「それをビジネスに利用していいのか」を社会で考えていきたいところです。
https://toyokeizai.net/articles/-/876481
という事で少し分かりづらいですが、
たぶん言いたいこととしては「無関係な一般人は、タレントの不倫疑惑ばかり叩いて、週刊誌が他人のLINEを無断流出させてることを批判しないのはおかしいぞ」って事だと思います。
ご丁寧に世間の皆さんが「文春砲が嘘だと言うなら法的措置を取ればいいのに」という批判に対して、タレント様が訴えを起こさない理由までしれっと添えているなど、非常に高度なタレント擁護コラムになっていますね。
特に味わい深いのは、このコラムニストさんが主張する「今回の問題の本質は、タレントの不倫じゃなくて、週刊誌が不正な手口でLINEのデータを入手しそれをビジネスにしてることだキリッ」って感じで語っておられるわけですが、
その「問題の本質」とやらが、大前提として全ての根拠がこのコラムニストさんの憶測によって成り立っているところですね。
この「問題の本質」を語っておられるコラムニストさんは、「文春は無許可などの不正・違法な行為でデータを入手したとみるのが自然」とおっしゃっているわけですが、
そんな証拠はこのコラムのどこにも提示されていません。
もしかしたら、文春は「本人のガードがよほどゆるゆるで、週刊誌は正式かつ合法な行為でデータを入手してビジネスにしている」という可能性もあるわけです。
しかしテレビタレントを擁護して世間を叩くためには、
「LINEの流出に関しては、週刊誌が非常に優秀で「正式・合法な行為でデータを入手した」とみるのが自然でしょう」
「データの内容はさておき、そんな入手方法を社会的に許していいのか」
「不倫疑惑よりも、むしろデータの入手方法を問われない社会のほうに怖さを感じてしまいます」
とか言ってもまったく説得力がないから、証拠はどこにもないけど週刊誌が「不正・違法な行為でデータを入手した」という憶測を根拠にすることで、
その憶測の上に憶測を重ねて、「問題の本質」を作り上げることによって、
最終的には世間に対して「こんなビジネスを許す世間はおかしい」というふうに主張することができるわけですね。
テレビ界隈さんといえば自分たちが批判される立場になると「ネットは憶測で話すな」とか「SNSは憶測、憶測、憶測ばかり」とか世間に文句を言っておられるわけですが、
テレビタレントを擁護して世間を叩くときも、憶測、憶測、憶測を重ねて物申すのは許される「テレビの憶測マジック」を披露してくださったわけですね。
ということで最後はコチラ。
例えブーメランが突き刺さっても自分のことを棚に上げて世間は黙るように物申す「昭和の王様」メンタル!
ということでこのコラムの最後では、「さすがテレビは昭和の王様」と感じられるメンタルを披露して締めくくられているので、これを見ていきましょう!
「どうでもいい」のに叩く人々
今回の報道に関して1つはっきりしているのは、2人を叩いたところで私たちの生活によい兆しや学びは得られづらいなど、何の生産性もないこと。
前述したように、家族や仕事関係者との問題にすぎず、第三者が本人に厳罰を求めるという構図には違和感があります。
さらに言えば、「家族や仕事関係者は2人が世間から叩かれることを望んでいるか」はわかりません。
むしろ「そっとしておいてほしい」「部外者は黙っていてほしい」と考えているような気もします。
関連記事のコメント欄などを見ていると、「不倫はどうでもいいけど」などと前置きしながら、バッサリ斬り捨てるようなコメントを書き込む人が少なくありません。
不倫に限った話ではありませんが、わざわざ「どうでもいいこと」のために限りある時間を使う必然性は薄く、自分のために活用してほしいのです。
もし今回の件で私たちがするとしたら、LINE流出の記事に便乗して悪意をあおるような記事を量産するウェブメディアの見極め。
独自取材しないにもかかわらず、売り上げのためなら必要以上に当事者を痛めつけようとするメディアはどこなのか。
ウェブメディアの数が増えて記事があふれ、見る側が選別しなければいけない時代だけに、今回のような話題はその選別にうってつけでしょう。
https://toyokeizai.net/articles/-/876481
以上、ここまでブーメランが刺さりまくる内容を、テレビ界隈の事を棚にあげて堂々と物申せる王様メンタルっぷりの凄さを学べる、痛快な作文でした。
いやー、このメンタルがなければテレビじゃ生きていけないんだなというのが学べてとても勉強になりますね。
自分たちのことは棚に上げるどころか王座に乗せることで王様ポジションから世間に対して物申す生産性にあふれた活動、おつかれさまです。
このコラムニストさんこそ、別にタレントとも関係なければ文春とも関係なければネット民とも世間の人たちとも別に関係ないくせに、
「お前こそ不倫はどうでもいいとか言いながら、その不倫ネタの記事を読み漁るだけじゃなくて無関係なネット民の書き込みまで見てるじゃん」とか、
「お前こそ独自取材もしてないくせに憶測でお前とは関係のない週刊誌を加害者呼ばわりして叩いてるじゃん」とか、
「ネットのコメントを取り上げて長文お気持ち表明コラムでレスバしてるんだから、お前もお前が叩いてる生産性のないネット民と同類だろ」とか
「ていうかテレビ番組もタレントという存在も、エンタメ以外では特に存在価値なんかないんだから、それを見たところで何か学べる教材でも何でもないだろ」とか
「世間から『必要以上に当事者を痛めつけようとするメディア代表だ』と思われたらテレビがオワコンになったんだから、世間はきちんと判断できてるよね」とか、
そうしたブーメラン的な反論の集中砲火を食らってしまう事を省みることなく、こんなお気持ち作文を堂々と出せるのは、
さすが令和の王様にして勝ち組の集まりであらせられる王様らしいメンタルだと心の底から感激ですね!
このメンタルがなければテレビ界隈で生きていけないというのが良く分かる素晴らしい名文といえるでしょう。
ちなみにですが、生産性という意味では実はこのコラムニストさんはきちんと「生産性のある活動」のお手本は出してくれています。
「世間にとってタレントは関係ない存在なんだからタレント様の不祥事を叩くことにはなんら生産性はない」とか言ってるのに、
自分もその生産性のない話題に便乗してコラムを書くことによってお小遣いを稼いでおられるということです。
つまりこのコラムニストさんは「関係ない人を叩くことに生産性はない」とか言いつつ、
自分自身で「生産性のない話をダシにコラムを書いてお金稼いでるから生産性あるじゃん」というのを証明してしまっている点です。
あと、一応最後に一つだけこのテレビ界隈で生きるコラムニストさん最大の勘違いを指摘しておくと、
この人は「ウェブメディアの数が増えて記事があふれ、見る側が選別しなければいけない時代」とか化石みたいな時代遅れの世界観をいだいておられるところで、
いまはスマホとSNSでお小遣い稼ぎができる時代なので、純度100%の「見る側」なんていうポジションの人間は存在せず、全ての人間がウェブメディアで発信者なんですよね。
なのでぶっちゃけこのコラムニストさんがやってることと同じことを全人類ができるわけですから、
「自分のことを棚に上げて他人を叩く王様メンタルを発揮すれば、生産性のない話題を生産的活動にすることができるよ」というお手本を、
このコラムニストさんは無自覚に提示しているわけですね。
いやー、今日もテレビ界隈様からいっぱい勉強できて、テレビ界隈をウォッチしているパウラ、心がポップUPして頭ウキウキ、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎です!
ということでたくさんお勉強できたので、最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう!