フジテレビ「三谷幸喜と豪華キャストと一話6000万円使ってフジのVIVANTを作りますだドン!」無事初回から低視聴率爆死に陥りフジテレビを愛するパウラが悲しくて悔しい件!
なんということでしょう!
2025年に第三者委員会から不適切企業の認定を食らってしまった挙句にスポンサーが大量撤退する悲劇が起きたうえ、
フジテレビオリジナルコンテンツのほとんどが視聴率で大爆死状態が止まらず、
挙句の果てにはフジテレビ「ぽかぽか」の生みの親ことエース幹部がオンカジで逮捕され有罪判決を食らう事態にまで発展したのに!
そんなフジテレビが社運をかけて「フジのVIVANTを作る」とかイキリ散らかして三谷幸喜と超豪華キャストを集結させ、
ドラマの制作費を1話あたり6000万円もかけて制作したフジのVIVANTが、
初回から低視聴率爆死を遂げてしまい、フジテレビがまたまた大ピンチに陥ってしまうだなんて!
あまりにもフジテレビにいいことがなさ過ぎて、フジテレビをウキウキウォッチングしているパウラ、悔しくて泣けてきてお腹がよじれて涙が止まりません!
ということでまず前半では「フジテレビのVIVANT」として始まり、既に爆死路線に入った「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」について話題を紹介し、
後半ではパウラが「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の初回放送を一通り視聴したうえでのレビューをしたいと思います。
それでは本題の前に言っておきます。
フジテレビ、これは悪口ではない、愛の鞭だ、いいな?
それではまずパウラちゃんねるがまとめた話題から見ていきましょう!
今回の話題
「フジのVIVANT」と意気込みフジテレビが制作した渾身のドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」こと「もしがく」の初回が10月1日に放送され、
結果、視聴率が大爆死してしまい、早くも低視聴率爆死路線に突入した可能性が高い状況に陥ってしまった。
まずこの「もしがく」というドラマについて簡単に紹介すると、このドラマは10月1日水曜よる10時の時間帯からスタートした、フジテレビ制作の完全オリジナルドラマ。
舞台は1984年の渋谷の架空の街で起こる青春群像劇を描いたもので、渋谷に実在するストリップ劇場を中心に、裏方スタッフや駆け出しの漫才師、新人作家などが織りなすコメディドラマ。
このドラマはフジのドラマ「古畑任三郎」などを手掛けた脚本家の三谷幸喜が脚本を務め、なおかつこのドラマの内容は三谷幸喜の若い頃を描いた「半自伝的ドラマ」とも言われている。
実際、フジテレビはいつもなら原作の漫画・小説ありきのドラマでも、原作を押しのけて真っ先に「豪華キャスト」の名前を前面に押し出すはずが、
このドラマに限ってはキャストではなく「三谷幸喜が25年ぶりに民放ゴールデン・プライム帯連ドラの脚本」などと、三谷幸喜を初めに押し出している。
その上でフジテレビは「主演は菅田将暉で、共演者として二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波などをキャスティング」などとこのドラマをアピールしている。
そしてフジテレビはこのドラマに社運をかけている模様で、「フジのVIVANTを作る」「制作費は一話6000万円」などとネットでは紹介されている。
というのも8月22日に掲載されたFRIDAYのネット記事にて、既にこのドラマに関する情報が出てきており、この「もしがく」の制作はフジの切り札だったと紹介されている。
FRIDAYによれば、フジテレビはこの「もしがく」を「秋の巨弾ドラマ」として局内でも極秘に進めていたとのこと。
フジ局内でも極秘に進められていたにもかかわらず、ドラマの詳細について既に芸能プロダクション関係者にはキャッチされていたようで、
芸能プロ関係者はFRIDAYの取材で、脚本家が三谷幸喜で主演が菅田将暉。他にも二階堂ふみや浜辺美波が出演し、昭和の渋谷のストリップ劇場を舞台にした群像劇であることまで話していた。
そして制作費もかなりかけているという事で、フジテレビの局内ではTBSの大ヒットドラマになぞらえるかたちで「フジのVIVANT」なんて呼ばれていると言われていた。
実際、この「もしがく」はフジテレビにしてはかなり大規模に制作している模様。
10月1日の週刊実話WEBによれば、「もしがく」の製作費は一話あたり約6000万円。
一般的にテレビドラマは一話あたり3000万円程度が相場と言われていることから、少なくともその2倍のお金がかけられているという事になる。
そして先ほどから紹介している通りで脚本家は三谷幸喜となるが、フジテレビは三谷幸喜に対して粘り強くオファーを続け、ようやく承諾を得てこのドラマを製作したとのこと。
しかも三谷幸喜から出された条件と言うのが「セットや美術に制作費を惜しまないこと」「キャスティングは三谷の希望を最大限反映すること」「脚本には口を出さないこと」などなど、普通では考えられないような条件を出された模様。
こうした三谷幸喜の要求をかなえるため、フジテレビは千葉県にて広大な敷地を確保し、そこに1984年の昭和の渋谷の街並みを再現したという。
スポンサーの激減で大赤字状態のフジテレビが、どうしてこれだけの博打で「フジのVIVANT」を作ったのかと言うと、
それは今のフジテレビが「新たな看板ドラマを生み出したい」という気持ちがあるからではないかと考えられる。
パウラちゃんねるでも繰り返し紹介してきた通り、フジテレビのドラマは近年爆死が続いている。
フジの看板枠「月9ドラマ」では、2023年の夏以降から、水増し視聴率である世帯視聴率ですら10%を超えることができないうえに、歴代ワースト級の視聴率を2年以上にわたり記録し続ける状況。
看板枠ですらこんな感じのため、他のドラマ枠も基本的にすべて世帯視聴率ですら1ケタの悲惨な状況。
ドラマも含め、フジテレビの番組は全てが迷走状態と言われても仕方がないレベルで、そこに来て2025年には前代未聞のスキャンダルとスポンサーの大撤退が起きた。
週刊実話WEBの記事では「もしがく」を、「絶対に失敗できない」「フジのドラマ部門の未来が今作に懸かっているといっても過言ではない」とまで言われるほど。
それではこのドラマの初回放送はどうなったのか?
10月1日に放送されたこの「もしがく」第一話の視聴率は、なんと見てない人も見ていることにする世帯視聴率で5.4%、より実態に近い個人視聴率で3.1%という結果に。
前回のクールで放送していたフジテレビ「最後の鑑定人」の初回視聴率が世帯で5.0%だったため、2倍以上のお金をかけたと思われるこのドラマは、たった0.4%しか前作を超えられていないという事になる。
さらにネットの感想でも評判は芳しくないようで、
今のところ三谷幸喜の新ドラマ全然おもしろくないけど大丈夫なのか
三谷幸喜新ドラマ、テンポ悪いしダサい 第1話でもういいや
三谷幸喜のドラマ、出演者やセットが豪華だけど面白くなりそうな雰囲気がないぞ…
三谷さん、昔は最高に面白かったのにな
豪華出演陣ではあるけど、肝心の話の内容が今ひとつに思えた。
物語の主舞台がストリップ劇場というのもどうなの?って感じました。
予告映像見ただけで「万人受けは無理だろうな」って思ってた。その予想通りの数字でしたね。
見た方の感想もSNS等では「面白くない」が圧倒的に多い印象。これは早々に失敗作になると思われます。
などなど、ドラマの世界観やストーリー内容に対してダメ出しの声が目立った模様。
パウラの感想
以上、フジテレビ渾身のドラマが既に爆死路線に入ってしまったというお話のご紹介でした。
それではここからは、実際にパウラがフジのVIVANTこと「もしがく」の第一話をTverで視聴した感想を述べていきたいと思います。
ざっとパウラの感想をまとめるとこんな感じで、
- 尺がクソ長い(30分で充分)
- 話はコメディ全振りなのが○
- キャストと舞台セットは良かった
- 反対に撮影と編集がザコ
- 世界観は「終わってる」
- 一応ドラマとして成立
- 総評「普通です」
と言う感じです。
まずこのもしがくの視聴で最初に感じたことは「相変わらず長いのやめてもらっていいですか」ということですね。
これはフジテレビだけじゃないですけど、本当に最近のテレビは「初回拡大版」とかほざいてドラマを無駄に長くしやがるのですが、
この「もしがく」もやっぱり初回放送は30分拡大版とか言いやがって、60分のドラマを90分にして放送するという、
視聴者からしてみたら「90分あるなら別の短編映画見た方がマシ」と言いたくなるような愚行を続けています。
で、このもしがくについても正直言って「群像劇とかどうでもいいから話を本題に絞って30分くらいの内容で放送してくれ」と思ってしまいました。
ただしさすがに話の内容は、2023年以降のフジテレビのドラマの中ではマシでしたね。
とくにフジテレビのドラマは「無理矢理可哀想な人を仕立てて強引にお涙ちょうだいに持っていく」みたいな見え透いた感動をねじ込んでくるパターンが多かったのですが、
このドラマはさすがに三谷幸喜が脚本やっているだけあってコメディに全振りしているので、
話は破綻はしてないしコメディに全振りしているのでそこは良かったと思います。
ただこれは好みの問題ですが、基本的にはしみったれた話が多すぎるのはパウラ的には見ててダルかったですね。
あとは、役者がちゃんとしているのと、さすがに舞台やセットにお金をかけてはいるのでそこは良かったです。
フジテレビのドラマはドラマの皮を被ったタレントプロモーションビデオだと言い続けていたパウラですが、
今回はお金をかけているだけあってコスプレ感はなく、タレントたちのプロモーションのような内容になってはいませんでした。
ということで話の内容は普通で、キャストや舞台もわりとまともということで、
いつものフジテレビの悪いところが出てなかったぶんだけ、見やすくはなっていましたね。
ただし撮影と編集、テメーらはダメだ。
舞台やセットが良くなっていた分、撮影のテクニックや編集も頑張らないといけないとは思いますが、そこにはお金が回らなかったっぽいなと思いました。
あとこれは完全にパウラの好みの話にもなってしまいますが、別に40年も昔の昭和の古臭い世界観は好きではないですし、それを覆すような昭和の良さみたいなのが出ているわけでもないので、
その中からわざわざ「昭和の渋谷のストリップ劇場」とかいう、何一つ面白みも魅力もない舞台を描かれてもなぁーという感じです。
ただ、ネット上の反応なんかを見ても「昭和時代の渋谷のストリップ劇場がある街並みにめっちゃ魅力を感じました」みたいな声はなさそうだったので、
たぶん世界観に魅力を感じないのはパウラだけではないはずですね。
それなら以前フジテレビが放送した「新宿野戦病院」の令和の新宿歌舞伎町の方が世界観としては魅力があったと思いますね。
ということで感想をまとめると、「一応ドラマとしては成立してるけど、普通っすね」みたいな感想でした。
このドラマの内容で60分は長いと思うので、伏線とかどうでもいいから余計な小話は全部削って「30分ドラマ」として放送すればまだマシになれると思います。
正直お話の内容がゴチャゴチャしていて、話が取っ散らかっているせいでなにを見ればいいのかよくわからないところがあります。
演劇論だのお笑い論だの人生論だのがグダグダと続くし、しみったれた揉め事ばっかりで正直そこは退屈で、
ストーリー自体は破綻してなくてよくまとまっているけど、こじんまりとしたつまらないドタバタが続くので、
正直ドラマとして成立はしてるけど、かといって「先が気になる」という内容というわけではありません。
なので伏線がどうのだの余計なことはしないで、話の本筋の笑えるところだけ30分くらいに凝縮してくれればいいと思います。
これはドラマの中で主役がくだを巻いてウダウダ喋ってた演劇論に対する意趣返しなのは内緒ですよ?
とはいえこのドラマに限って言えば、一応最後までウォッチを予定しています。
先ほどの話題でもお届けした通り、このドラマは「フジテレビの命運がかかってる」レベルの取り組みだそうなので、
「令和のテレビの楽しみ方はテレビ局の右往左往っぷりを見て楽しむもの」がモットーのパウラとしては、フジテレビの状況と共にドラマのウォッチも続けていきたいと考えてます。
いやー、さすがフジテレビ様です。
ただでさえ大赤字を叩き出してスポンサーや視聴者が離れまくっているガチの大ピンチの中、
出血大サービスドラマを作って「フジのVIVANTを作る」とかイキリ散らかした挙句に大爆死をするという、ドラマをはるかに上回るコメディをテレビ局総出で見せつけてくれるだなんて!
令和のテレビの楽しみ方をもっとも体現されたテレビ局のお姿に、
フジテレビをウォッチするパウラ、心がポップUPして頭ウキウキ、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎です!
引き続きドラマの放送を通じてフジテレビが右往左往しまくるその様子を、
パウラはハッピー謎益スマイルでウォッチしていきまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!