特報!テレビ業界の皆さんが視聴率だのTverでのお気に入り数だので苦戦している程度のことで、自分たちを棚に上げて「三谷幸喜はオワコン」とかほざいているのがとっても味わい深い件!
ということでいまだにテレビで番組作っているテレビ界隈にしがみついている輩が
なんか内輪のくだらない数字で勝っただの負けただのゴチャゴチャほざいておられる味わい深いご様子をまとめました。
それではパウラちゃんねるがまとめた話題から見ていきましょう!
今回の話題
テレビ業界の人間たちが、フジテレビ渾身のドラマ「もしがく」と日テレの同時間帯に放送中の「ESCAPE」と比較し、あたかも日テレ「ESCAPE」が好評で、それに比べて「もしがく」を惨敗扱い。
業界関係者たちが口々に「三谷幸喜ら大御所脚本家たちはオワコン」などとする話題が飛び出した。
まず前提から話すと、テレビ業界関係者たちはフジテレビ「もしがく」と日テレ「ESCAPE」が、「水曜よる10時放送」というまったく同じ時間帯のドラマであることから、
この二つのドラマを「ライバル関係」として、視聴率やTverでの注目度などを比較。
そして、「もしがく」は苦戦、「ESCAPE」は好調だとしたとのこと。
まずそれぞれのドラマについて簡単に紹介すると、
フジテレビの「もしがく」はテレビ業界の大物脚本家である三谷幸喜を全力で持ち上げて作ったドラマ。
ドラマの内容は三谷幸喜の半自伝的ストーリー、莫大な制作費と超豪華キャストを集結させ、
パウラちゃんねるでも繰り返し紹介した通り「三谷幸喜をフジテレビが全面的に推し活して作ったドラマ」と言っていい出来栄えになった。
そして視聴率は初回から爆死に次ぐ爆死状態。去年の秋クールに放送していた藤原竜也主演の「全領域異常解決室」と比較しても悲惨な状況。
一方で日テレの「ESCAPE それは誘拐のはずだった」は、日テレがオリジナルで制作したサスペンスドラマ。
女優の桜田ひよりが扮する製薬会社の令嬢を、イケメン俳優の佐野勇斗が扮する特殊詐欺犯の青年が誘拐し、なんだかんだあって二人で逃避行に走るという内容。
しかしこちらも過去にパウラちゃんねるで取り上げた通りで、この「ESCAPE」も初回放送から爆死水準の視聴率しか取れておらず、第3話まで放送された時点でもかなり悲惨。
正直、業界関係者でもない限り、この二つのドラマは「どっちもどっち」というレベル。
まず第3話までの世帯視聴率だと、「もしがく」が初回5.4%、第2話4.4%、第3話4.0%。「ESCAPE」が初回4.7%、第2話4.0%、第3話4.1%。
そして第3話までの個人視聴率だと、「もしがく」が初回3.1%、第2話2.3%、第3話2.2%。「ESCAPE」が初回2.5%、第2話2.2%、第3話2.2%。
そして第3話までのコア視聴率だと、「もしがく」が初回1.5%、第2話1.0%、第3話1.0%。「ESCAPE」が初回1.6%、第2話1.6%、第3話は未公開であるものの変化なしと考えられる。
ようするに、フジテレビ「もしがく」と日テレ「ESCAPE」の数字は「どっちも爆死のビリ争い」というレベルといっていい水準。
加えて視聴率はどちらも基本的には上がるのではなく下がっているというジリ貧っぷりで、小数点レベルでの視聴率の差で争う「どんぐりの背比べ」状態の小競り合いが繰り広げられている。
にもかかわらずテレビ業界関係者たちは、「もしがく」は苦戦で「ESCAPE」は好調などとし正反対の評価を下した模様。
その理由は、10月8日の放送回において、あらゆる指標で「もしがくが負けたから」とのこと。
「もしがく」は10月1日、「ESCAPE」は10月8日スタートだったため、初回放送が一週間ズレているかたち。
その結果、三谷幸喜とフジテレビがタッグを組んだ「もしがく」は、日テレ「ESCAPE」に世帯・個人・コア、そしてTverでの再生回数などの全指標で負けたという。
加えて現在テレビ業界が新たな指標としているとする「Tver」での注目度においても「もしがく」は負けているという。
それが「Tver」でのお気に入り登録者数という指標で、これが10月22日時点で「ESCAPE」が70.2万人、「もしがく」が57.5万人とのこと。
この一般人には理解できないような数字の違いで、テレビ業界関係者たちは「日テレのドラマは好調!フジテレビのドラマは苦戦!」と評価し、さらには三谷幸喜をオワコン扱いしている模様。
例えば10月26日の週刊女性PRIMEのネット記事では、テレビ業界の人間たちが今紹介したような数字から、フジテレビや三谷幸喜を酷評。
テレビ業界関係者らは、フジテレビに対して視聴率のみならずTverで苦戦していることから「予算の回収は厳しいのでは」と私見を述べたり、
「三谷幸喜ら大物脚本家の苦戦が目立つ」として伸び悩んでいることと、さらにその理由として「大御所脚本家が時代を読めていない」ことを間接的に指摘した。
10月22日のピンズバNEWSのネット記事でも、テレビ業界関係者が「もしがく」があらゆる指標で「ESCAPE」に負けてしまったことに驚いたとし、それを「全敗」と表現。
フジテレビが大勝負に出ているにもかかわらず日テレのドラマにすら負けていることから「スタートダッシュでつまずいた」などとした。
一方で「ESCAPE」を製作した日テレに対して、テレビ業界関係者たちは「好調」や「日テレの作戦勝ち」などと称賛の声。
テレビ業界関係者たちは、日テレは何とか視聴率を取りたいがために、前の時間帯に放送するバラエティ番組とこのドラマを抱き合わせ放送したり、
さらには「SNSでのバズりを意識したドラマ作り」「視聴者が離脱しないような工夫」などを凝らしたことで、フジテレビとの視聴率・Tverでの争いに勝利したなどとしている。
またもう一点、テレビ業界関係者たちは「若手の脚本家のドラマの方が数字が取れやすく、反対に三谷幸喜を含む大御所脚本家の苦戦が目立っている」ことを指摘。
番組制作関係者などは、今のテレビ局がTverやSNSでの注目度を重視することから、新人脚本家を使った方がテレビ局の「上」にいる人たちの意向で番組を作りやすい一方で、
大御所脚本家となるとテレビ局が意見しにくくなり、結果として数字が取れなくなってしまうと分析。
大御所になればなるほどテレビ局サイドが内容に口を挟みづらいので、「大物脚本家が“オワコン化”する」という現象がテレビ業界で起きていることを指摘した。
10月26日の週刊女性PRIMEの取材に応じた番組制作関係者は――、
(若手脚本家は)最初からSNSでのバズりを意識したり、視聴者が離脱しないような仕掛けや共感する部分を織り込んでくれる人も多いです。
局としても脚本家のギャラを抑えられる分、ほかの部分に予算をかけられるので今後“脱・大物脚本家”は進むと思いますよ。
などと、三谷幸喜ら大御所脚本家の「オワコン化」を分析した。
パウラの感想
以上、今もなおテレビにしがみついて業界全体がオワコンになっちゃってることにはなぜか気付けないテレビ業界の人たちの内輪ネタ過ぎる分析のご紹介でした。
このお話につきまして、お兄様とお姉様はどう思いましたでしょうか?
それではここからパウラの感想ですが、
いやー、本当にテレビ業界関係者の皆さんらしい、小手先の思考回路が染みついたしょっぱいお話が味わい深くて最高ですね。
視聴率が10%以上違うとか明確な数字の差が出てるならともかく、まさか、小数点以下の数字の違いとかでのビリ争いで勝ったとか負けたとか、
ましてやTverでのお気に入り登録者数の数字とかいう、ネットユーザーが誰も気にしないような数字で無意味に比較しているのが面白いですね。
時代がどうのこうのとか言ってますけど、そもそも令和のテレビの楽しみ方は番組じゃなくてテレビ局の右往左往っぷりを見て、みんなでテレビ局が踊り狂うサマを見て楽しむものです。
それが視聴率やらTverやら内輪の数字で勝っただの負けただのとゴチャゴチャと小競り合いしている段階で、
フジテレビだの日テレだのと言うかテレビ業界全体がオワコンになってることがいつになったら気付くのでしょうか?
ていうか令和のテレビの楽しみ方の基準で言えば、フジテレビなんか今年に入って消化しきれないレベルで大量のネタを文字通り出血大サービスでネット民に提供しているんです!
したがって、今年のMVPはフジテレビ以外の何物でもありません!
一方で日テレなんか、ネタにしたくてもする気になれないしょっぱいネタばかりで、いまも世間の空気を読まずに国分太一とウダウダ小競り合いする空気の読めなさを発揮している状態。
だいたい日テレはパウラちゃんねるでも何回か取り上げた通り、小手先の戦略で目先の視聴率を取ろうとしたがために盛大に自爆して視聴率が激減したことを業界の連中はもう忘れたのでしょうか?
ドラマの制作で三谷幸喜に大金使った挙句に、すべての選択肢を間違えて自爆したフジテレビも、
目先の視聴率が欲しいがためにジタバタして、すべての選択肢を間違えて自爆した日テレも、
どっちも既に悲惨なくらいに敗北が続いていることに、そろそろテレビ界隈の皆さんも気付いてほしいと思います!
あっ、こんな内輪の数字で勝った負けたとかにこだわらずに業界全体を俯瞰で見られるような人は、とっくの昔にテレビ界隈なんかからバイバイしちゃってましたよね!
ご無理を言って大変申し訳ございませんでした!
パウラのハッピー謎益スマイルで心の底からお詫びしまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
すん!



