駆け出しVtuber事務所さん、クラファンでお金を集めたあと「社長が資金を使いこんじゃったから破産します」と宣言へ!社長がご立派過ぎると話題になってお祭り騒ぎになっちゃってるので見ていきましょう!
それではパウラちゃんねるがまとめた話題を見ていきますが、
話題になっているのは自称Vtuber事務所「VividV」を運営する株式会社LinkUpという会社の社長で、
このVividVの社長が、クラファンでお金を集めた後、「会社のお金を使い込んじゃったから破産します」とか言い出して味わい深すぎるという事でネットで大きな話題になっていますね。
まずざっくりこの「VividV」というVtuber事務所について簡単にご紹介すると、
こちらは2024年8月にVtuber事務所としてスタートし、もともとは「Link Up」という名前だったのが11月になって「Vivid V」という名称に変更して本格始動した模様。
それと同時に公式ファンクラブを設立して箱推しを加速させようとしたりとか、
ここ数カ月の間もフェスをやったりグッズの予約販売やったりクラファンやったりとかいろいろとやっていたようですね。
VividVとして所属しているタレントはざっくり30人程度ですが、サイトをみると「連携しているVtuberは100名以上」とか書いてあったりもしてました。
ちなみにそのクラファンというのは「【びびぶい1周年記念】事務所共通衣装製作プロジェクト!」というもので、
これは平たく言うと「アイドルの衣装みたく、所属するVtuber全員におんなじデザインの衣装を新たに実装しまっせ」ってお話ですね。
で、このクラファンプロジェクトの目標金額は、なんと1450万円だったそうです。
先ほども紹介した通り、所属メンバーは30人程度ですから、同じデザインの衣装を全員に実装するのに、一人当たり50万円程度かけるイメージだったのでしょうか?
まぁそれはともかくとして、1450万円を目標とするこの衣装クラファンですが、
実際に集まった金額はなんと343万円だったそうで、約4分の1程度の目標額しか到達できなかった模様。
ちなみに参考までに、みんな大好き少年革命家ゆたぼんくんが2022年にクラファンやった時にゲットした金額は487万円でした。
企業勢Vtuberが30人束になっても、少年革命家ゆたぼんくん一人が集められるお金の方が上というのは、なんだか彼を当時から応援していたパウラ的に感慨深さがありますね。
ゆたぼんくんはいま政治にかぶれてしまっているのでパウラちゃんねるでは取り扱いにくい状況ですが、
なにやらこの話題を皮きりに「少年革命家ゆたぼん」の再評価路線が始まる予感がしてしまいます!
冗談はさておき、こんな感じで一周年フェスを開催したりグッズの予約販売やったりクラファンでお金集めたりと、表向きは順風満帆そうにやっていたVividVという事務所でしたが、
だんだん雲行きが怪しくなり始めたのが8月頃からだったようです。
ちなみにこれらの話は最後のメインディッシュで全て伏線回収されます。
まず2024年8月に会社スタートしたVividVは、一周年記念フェスを開催し、グッズの予約販売などをおこなったとのことですが、
8月末にVividVの社長がお詫び文を掲載。
そのお詫びの文によれば、予約販売したグッズの発送をアルバイトスタッフと所属Vtuberに任せた結果、
グッズの発送の遅延とか発送のミスとかが出たりしたとかそんなことを説明。
ちなみにこの会社は、東京都千代田区神田和泉町にあるヤマトビルという場所なのですが、これを調べたらバーチャルオフィスだったので、
いったいどこでグッズを準備して、アルバイトスタッフやらVtuberにグッズの発送を任せたのかがちょっと気になりますね。
とはいえまだ8月末の段階ではグッズの発送がもたついているという、ベンチャー企業あるある程度の話ではありましたが、
ここから問題が加速していくのが先ほども紹介したクラファンで、
今紹介した通りグッズの発送は9月になってもモタモタしていた一方、それと並行してクラファンでは目標額1450万のうち343万円を集めたことで「無事に終了いたしました」と一周回って大成功宣言。
しかしながら、さすがにいくら共通デザインとはいえ、30人のメンバーの衣装の実装をリターン込みで343万円でやりきるのは厳しかったようで、
VividVは10月31日に「ファンの皆様へ」と題し、このクラファンの中止と返金の宣言をしました。
その投稿内容を要約して紹介すると。
このたび実施いたしましたクラウドファンディングでは、総額343万円ものご支援を賜りました。
しかしながら、当初予定しておりました共通衣装の制作を継続することが困難な状況となりました。
つきましては、すべてのご支援金を11月10日より順次、返金対応させていただきます。
この度は、関係各所の皆様およびご支援者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
ってな感じで、クラファンをなんとかやりきろうとしたものの、目標額1450万のうち343万円ではやっぱり無理でしたごめんなちゃいという話になったわけですね。
まぁもちろん、お金を渡したファンにとっては残念な展開ではあるものの、無事返金がされるのであれば問題はなかったでしょう。
しかーし!
それから一週間も経たない11月5日、このVividVを運営する会社の社長が突然「お金を使い込んじゃって破産するので会社は倒産することになっちゃいましたごめんなちゃい」とか言い出したことで、
ネットでお祭り騒ぎに発展したわけですね。
ちなみにこの迫真の「ご報告とお詫び」が今回のメインディッシュです。
ということで11月5日に掲載されたVividVの「ご報告とお詫び」を要約して見ていくとこんな感じ。
株式会社LinkUp 代表取締役 社長です。
このたび、当社およびVivid Vの運営に関し、深刻な混乱と多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます。
現在、クラウドファンディングの返金遅延、グッズの発送遅延・未発送、返金処理の遅滞、取引先様への支払い遅延など、極めて重大な問題が多数発生しております。
これら全ての事態は、ひとえに代表である私の経営者としての認識の甘さ、そして怠慢が招いた結果です。
経営難に陥った最大の要因は、代表である私自身が会社資金の私的流用を行っていたことです。
経費として認められない私的な支出を会社の資金で行うという公私混同を重ね、会社の資金繰りを著しく圧迫いたしました。
現在、弁護士・税理士などの第三者と協議を進め、私的流用の金額を客観的根拠に基づき確定し、私個人の責任として今後の弁済に充てるべく手続きを進めております。
加えて、私の代表としての不適切な判断が、事態をさらに悪化させました。
スタッフ不足の解消を名目として、タレントに対しスタッフとしての雇用を打診しました。
これも会社に確認せず独断で行ったものです。
しかし、その後、会社資金繰りの危機を感じて雇用契約前に中止する判断をいたしましたが、関係性の悪化を恐れ、ご本人への説明や謝罪を怠りました。
最終的に、極めて不誠実な対応となってしまいました。
代表としての正常な判断を欠き、多くのタレントを巻き込んでしまったことを、心よりお詫び申し上げます。
さらに、1周年記念フェスにおける大幅な損失も、経営を圧迫した要因です。
ずさんな収支計画のまま当日を迎え、過剰な発注を行ったほか、適切な受注・発送フローを確立しないまま後日発送や追加発注を請け負いました。
結果として資金繰りを悪化させた上、イベント関連グッズの未発送という事態も引き起こしております。
私の判断と行動のすべてが、会社を信じ、支えてくださった皆様の信頼を裏切るものでした。
現在、当社は弁護士の指導のもと、破産申立ての準備を進めております。
関係各位へのご報告と今後の手続きにつきましては、法的手続きに則り、順次正式にご報告申し上げる所存です。
本来、誰よりも守るべき仲間と応援してくださる方々を深く傷つけた責任を、償ってまいります。
以上、伏線回収でした。
先ほど時系列順に紹介したとおりで、1周年記念フェスで実は損失を出しちゃったうえに予約販売したグッズも満足に発送できず、クラファンも大失敗した挙句に、
スタッフはもちろんタレントにまでモロに迷惑をかけ、とどめの一撃で会社のお金を自分のお小遣いにしちゃって破産することにしましたごめんなちゃい、とのことですね。
でまぁこの後に追加の報告で「経営上の重大な問題により事業継続が困難となり、倒産手続きの準備を進めまーす」となったわけですね。
でも安心してください!
この社長は「返金します」「返金します」って繰り返し言ってるので、
これはきっと返金されるに違いありません!
パウラはこのVividVの社長の言葉を心の底から信じますん!
ということでネットの反応の一部がこんな感じです!
クソ真面目な文章から繰り出されるドストレートなバカ行為の顛末で草
中々えぐい理由。所属されていた方も大変ですね。
最近見てたライバーさんがここ所属だったからびっくりした
なんかと思ったら社長が資金を私的利用していたっていう横領の懺悔をしているだけだった 今日もVTuber業界はいつも通りだなぁ(白目)
経営破綻したVtuber事務所…なんかサラッと凄い事が書いてあるな…
Vivid Vの倒産理由だけど、ちょっと前にVShojoと言うVTuber事務所が同じ様に「横領」・「私的流用」で倒産してなかったか…?
えーーーっと……大人の世界ってこれ許されるんです?
やばい事務所の傾向として「既にデビュー済みのVTuberを採用する」「中小ぐらいの規模感のVTuberが多い」「人数をどんどん増やす」があるのでマジで気を付けてね。
この手の配信者に寄生する零細Vtuber事務所は軒並みこの世から消えてほしい
おすすめで流れてきたからなんとなく見たけど内容がゴミすぎて笑えない。これで事務所無くなって契約解除になる子たちめっちゃ可哀想。
うん。読んで分かったことはこいつは社長に向いてないし、非常識すぎる。
会社の資金を私的流用とかどうかしてるやろ。こんなふざけた会社に所属してた社員やタレントの人達が本当に可哀想すぎる。
体裁としては「下手に言い訳せず理路整然と謝罪している文書」が書けているのに、肝心の内容がヤバすぎて部外者からするともはや面白い域に達している
以上、ネットの反応の一部のご紹介でした。
それでは最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう!


