特報!酷評の細田守「果てしなきスカーレット」が客席ガラガラ&「これならキャスト陣が舞台演劇をやった方が100倍マシ」とド正論で完全否定されてしまう!
ということで細田守がお送りする「シェイクスピアに着想を得た」とほざき倒す二郎インスパイア系アニメ映画である果てしなきスカーレットの話題をお届けしたいと思います。
なおこの映画に関してはパウラちゃんねる一同でしっかりと映画を鑑賞済みで、その時の感想レビューはこちらの動画にてまとめておりますので、
パウラがこの映画を酷評あ間違えた褒めて褒めて褒めちぎるお話を見たい場合はこの動画をご覧ください。
概要欄に参照元リンクを掲載しておきます。
それではパウラちゃんねるがまとめた話題を見ていきましょう!
今回の話題
11月21日から放映が始まった細田守監督の最新アニメ映画「果てしなきスカーレット」が、放映初日から酷評に次ぐ酷評の嵐が吹き荒れ大爆死状態。
結果、放映から5日が経過した段階ですら「432席のうち2席しか埋まらない圧倒的大爆死」ということで、ネット記事がこの映画の惨敗っぷりを紹介。
さらにこの映画はシェイクスピアの「ハムレット」に着想を得た作品という事から、シェイクスピアガチ勢の研究者兼評論家が映画を鑑賞した結果、
「こんな内容ならアニメ映画ではなく豪華キャスト陣でハムレットの演劇をしたほうが100倍マシ」と、細田守渾身の脚本とアニメーションを完全否定する評論が共感の嵐を巻き起こす事態に発展した。
まずこの細田守「果てしなきスカーレット」について簡単に紹介すると、
この作品は中世のヨーロッパのどこかの国を舞台に、お姫様である「スカーレット」が、父・ハムレット王を無実の罪で処刑して王の座を奪い取った叔父のクローディアスに復讐するという物語。
先ほども紹介した通り、物語のベースはシェイクスピアの「ハムレット」が題材になっている。
また、キャスト陣は「超豪華」を自称しており、主演の芦田愛菜を初め、岡田将生、役所広司、吉田鋼太郎、松重豊などなど、「声優」ではなく「超豪華俳優陣」が集結して演じている。
そして細田守が監督ということで緻密な映像表現が期待されたのはもちろん、脚本も細田守が務めるという事で「世界が感涙する物語」が期待された。
結果、この映画は大爆死。
パウラちゃんねるが先日のレビューでも紹介した通り、映画は怒涛の超展開のオンパレード。
映画の途中では突如中世ヨーロッパのお姫様であるスカーレットが、令和の日本の渋谷のスクランブル交差点で狂ったように踊る謎シーンが挿入されるなど、
ネットでは映画の内容を「インフルエンザの時に見る悪夢のような映画だった」という酷評が殺到する異常事態に陥った。
そしてこの映画、初日から酷評が巻き起こっただけで済まされず、予想をはるかに下回る圧倒的大爆死を遂げてしまった。
11月26日にプレジデントオンラインが掲載したネット記事にてこの大爆死っぷりが紹介された。
まずこの記事を書いたライターは、11月24日、東京都内にあるIMAXシアターを含め11スクリーンを有するシネコンにて、この映画を鑑賞。
しかし19時の時間帯に映画館に足を運んだところ、全196席のうち、観客はこのライターを含めたったの8人しかいなかったとのこと。
さらに連休明けの25日の正午の回のIMAXシアターの予約状況をチェックしたところ、
432席のうち、たった2席しか予約されていなかったとのことで、「ほとんど貸し切り状態」とこのライターは表現。
実際パウラちゃんねるがこの「果てスカ」を見た際も、パウラちゃんねるの動画投稿主を除けば四捨五入したら0人と言っていい人数しか客席は埋まっていなかった。
このライターは事前にSNSにて「映画館がガラガラ」「大コケ」「スカーレット爆死」「客席稼働率は5%ほどではないか」という投稿をチェックしていたとのこと、
そうしたSNSの書き込みを見て「この規模の大作アニメで、客席稼働率5%はありえない」というふうに思っていたとのことだが、
実際に劇場に足を運んだら、その「ありえない」をさらに下回る「貸し切り」を目の当たりにしたことから、「現実はそれよりヤバかった」と唖然とした模様。
なおこの映画は東宝が全力でバックアップをしており、全国の400を超える映画館で公開されていた。
にも関わらず、3連休を含む公開4日間での動員は17万人、興行収入は2億7000万円ほどとのことで、「初週は大コケと言われても仕方ない」とライターは評価。
あまりの作品に対する酷評っぷりと、さらにはありえないレベルの空席状況から、この興業不振が響いて「(細田守は)もう大作映画は作れないのでは」と予想する評論家すら複数いるとのこと。
そしてさらにこの映画を酷評する人たちの中には「シェイクスピアガチ勢」なシェイクスピアの研究者もいて、その人物は「これならアニメじゃなくて演劇の方が100倍マシ」と評価。
それが、さえぼーさんというシェイクスピア研究者で、映画や演劇の評論などをブログにて投稿している人物。
さえぼーさんは11月28日に果てスカのレビュー記事を掲載。
さえぼーさんは前提として「この手のハムレット翻案映画に対する期待はだいたい低い」と前置きをしつつ、酷評されまくっている「果てスカ」について感想を述べた。
果てスカに対して「予想に違わない感じで、全然面白くなかった」としたうえで、見た後に「これって何かキメて見るのが前提の映画なのかな」と思ったとのこと。
この映画に対して、良いところとして「原作であるハムレットの大事なポイントは理解して作っている」と、シェイクスピア研究家らしい視点からこの作品を評価。
しかし「面白くなかったところはたくさんある」とし、やはり総じて物語の展開や映画の内容に対しては酷評。
その上で記事の最後の方では、この映画のキャスト陣が、芦田愛菜、岡田将生、役所広司など数多くの超豪華俳優陣が起用されていることから、
「この映画に出てきたキャストでハムレットの舞台をやったほうが百倍くらい面白いと思う」とぶっちゃけ発言。
事実、岡田将生は以前、かなりいいハムレットをやっていたことを紹介したり、「芦田愛菜がハムレット役をやる舞台がもしあったら私はすごく見たい」とも感想を述べた。
このさえぼーさんの評論に対してネットでは、
芦田愛菜がハムレット、岡田将生がオフィーリア、叔父に役所広司。それ、普通に観たいやつやん。
シェイクスピア有識者からの説得力ありすぎるダメ出しで草
キャストだけは絶賛されてるから細田守1人をピンポイントで全否定してるのよね
シェイクスピア研究者が「そのメンバーで普通に舞台ハムレットやった方がいいよ」って言ってるのはかなり、見てないのにクる
などなど、共感の声が相次ぐ事態となった。
パウラの感想
以上、パウラちゃんねるがまとめた話題のご紹介でした。
この話題につきまして、お兄様とお姉様はどう思いましたでしょうか?
それではここからパウラの感想ですが、
なんということでしょう!
パウラが心の底から褒めて褒めて褒めちぎった細田守監督アニメ映画「果てしなきスカーレット」が、
全くと言っていいほどにお客さんが入らなかった挙句に「こんな内容にするくらいならキャストだけで演劇やったほうが100倍マシ」などと言われてしまい
その評論に対して共感の嵐が殺到してしまうだなんて!
細田守が二郎インスパイア系ばりにハムレットを魔改造しまくって作り上げた渾身の果てスカをギャグ映画として心の底から大失笑しまくったパウラ、悔しくて泣けてきてお腹がよじれて腹筋が崩壊しかけてしまいました!
まったく、プレジデントオンラインで記事を書いたライターも、このシェイクスピア研究家も何もわかっていないようですね!
パウラはガラガラの観客席だったからこそ、この映画を他のお客に気兼ねすることなく大爆笑したり退屈になったらトイレに行くなど自由に商業スペースを独り占めできる非日常体験が味わえたし、
シェイクスピアかなんかは知りませんが、あのインフルエンザの時に見る悪夢のような怒涛の展開に細田守の魔改造映画を楽しむことができたんだからアニメでよかったと思いますからね!
・・・と、言いたいところでしたが、
よくよく考えたらこの前パウラちゃんねるでやった映画レビューでも、
「悪の親玉が怒涛の逆ギレをかましているところはまんま役所広司だったからそのまま役所広司でもよかったんじゃないの」と言っちゃってました。
しまったー!
よくよく考えたらこのライターや評論家の人たちとほぼ同じことをパウラは言っちゃってたー!
取り上げるネタを褒めて褒めて褒めちぎることができないだなんて、これはパウラちゃんねるの歴史的惨敗だー!
ですが安心してください、細田守。
パウラの眉毛は細田守と精神的に連帯しています!
細田守の果てスカがこれから怒涛の勢いで覇権映画として評価されることを、
パウラはハッピー謎益スマイルで応援していまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
すん!



