WBCで惨敗したテレビの根深すぎる特権意識

パウラのぽいぽい考察!ネトフリにWBCの放映権を奪われた結果、テレビはネトフリの下請けとなり視聴率も大爆死!この結果はテレビ界隈の「上納文化を続けた末路っぽい」と言えちゃう理由!

ということでテレビと言えばWBCの放映権をネトフリに奪われるという、通称「ネトラレ」が起きてしまったという事で話題になり、
WBCで視聴率をがっぽり稼ぐ予定だったはずのテレビは、ネットフリックスに対してガタガタガタガタと愚痴っているわけですが、
2022年後半からテレビ界隈を動画ネタとしてウォッチし続けてきたパウラの視点からすると、
「ぶっちゃけテレビ界隈はこれまでありとあらゆる場面で上納精神を発動してまっとうなビジネスを作らなかったせいで、ネットフリックスにビジネスで負けただけの話でしょ」というふうに感じています。
今回はそういうお話をしていきたいと思います。
ということでまず前半はWBCをネトラレたテレビ界隈の末路についておさらいし、
後半にはパウラのぽいぽい考察という事で、テレビがこのザマになった原因について、
「王様ポジションからの上納精神を発動させてばっかりで、正当な対価の支払いをしなかったテレビ界隈が、めぐりめぐってWBCのテレビ離れを起こしただけでしかないっぽい」というお話を致します。
それでは念のために言っておきます。
テレビ界隈、これは悪口ではない、ただの考察だ、いいな?
それではまずパウラちゃんねるがまとめた話題から見ていきましょう!

パウラちゃんねるの話題

WBCを放送することで、本来だったら40%越えの視聴率を狙っていたはずのテレビ業界。
しかし現実はWBCの放映権をネットフリックスに奪われてしまい、日本のテレビ局は「ネトフリの宣伝の下請け化」現象が発生。
挙句の果てにネトフリのおこぼれで制作できたWBC特番すらも視聴率4%から6%程度しか取れない大爆死となり、まさに「テレビ離れの末路」といえる状況に陥ってしまった。
遡ること2025年8月、2026年3月開催のWBCの日本放映権を、ネットフリックスが独占すると話題に。
WBCの放映権をネットフリックスが独占することになった理由としては、「放映権が高騰しまくって民放では手が出せなかったから」と言われている。
2023年のWBCの放映権は30億円程度だったが、2026年はその5倍の150億円に跳ね上がったという。
ネット記事などによれば、2023年の30億円ですらテレビ業界としてはキツかったと言われており、今回の150億円はとても払えるわけがない状況だった。
そうしたことから、このWBCのネトフリ独占が決まって以降、テレビ業界はWBCやネットフリックスに対して恨み節。
特に地上波を持つテレビ業界たちが良く使っていた言い分が「WBCという全国民が注目するイベントは地上波で無料で見られることに意味がある」というもので、
実際にはテレビの購入やNHKとの受信契約などで事実上生涯にわたって月額課金の義務が生じる金銭負担の存在を無視して、こうした「恨み節」を度々テレビや記者会見の場で述べていた。
それではなぜここまで地上波がWBCにこだわるのかと言えば、それはWBCの試合中継はテレビ業界にとって唯一と言っていいほど圧倒的な視聴率がとれるコンテンツだったため。
パウラちゃんねるでこれまで紹介してきた通り、テレビ局が放送する数多くの番組が、2023年以降で見ても視聴率の爆死が目立っている。
個人視聴率やコア視聴率で高い放送収入を得ている「テレビ界の王者」こと日テレでも、2024年には「土曜改革」の失敗によってコア視聴率が1%を切るという事態に発展したり、
特にフジテレビなどでは2025年の大晦日特番で個人視聴率1%台の大爆死。
キー局全体で見ても、テレビ局の放送するドラマやバラエティで世帯視聴率10%を超えるという番組が珍しいというレベル。
そんな中で圧倒的な高視聴率を出せるのが「WBC」というイベントで
テレビ業界で既に爆死が目立っていた2023年において、WBCの放送はテレビ朝日だと最高で世帯視聴率48.0%、個人視聴率31.2%を記録。
おなじくWBC2023の放送をしていたTBSでも、世帯視聴率44.4%、個人視聴率28.9%を記録した。
こうしたことからテレビ業界は2026年のWBCも地上波放送によってがっぽり視聴率を稼ぐつもりだったのに、それをネットフリックスが放映権を150億円で買い取り独占されてしまった形。
結果、テレビ業界はネットフリックスに対して恨み節。
しかしそれでもWBCにちょっとでもあやかりたいと考えたテレビ業界は、「ネットフリックスの下請け化」に手を出す形に。
まずテレビのネトフリ下請け化で世間を驚かせたのが日テレで、日テレはネトフリのWBC独占ライブ配信において、「中継制作を受託してプロモーションでネトフリと連携する」などと発表。
まるでネットフリックスと対等な関係という雰囲気を出しつつも、
ネットでは「要するに日テレはネトフリの下請けになっただけ」「日本のテレビがネトフリに完全敗北した話だ」とあっさりバレてしまった。
さらにフジテレビでもネットフリックスの宣伝協力のような情報番組を放送してしまいネットで話題に。
それがフジテレビの情報番組「Mr.サンデー」の3月10日の放送で、
この日のフジテレビは、宮根誠司を含む4人のオジサンがネットフリックスのWBC配信を見ながらリアクションを取るだけの番組を放送。
このフジテレビの放送はネットに衝撃を与え「地上波の終わりのはじまり」「負け犬放送」などと揶揄されてしまった。
また、WBCでがっぽり視聴率を稼ぐ予定だったテレビ朝日では、テレ朝出身のコメンテーターで有名な玉川徹が「WBCはテレビでやらないからほとんど見なかった」と言いつつ
「WBC目当てで加入した人たちは解約するだろうから、ネトフリは150億円の放映権を回収できるのか」などと負け惜しみ。
そして肝心の「ネトフリと連携して特番をやらせてもらった日テレ」についても、視聴率はかなり悲惨なことに。
日テレは3月18日に「WBC詳報どこよりも詳しい熱戦の記録・決勝」というWBCの特番を放送したものの、この番組の視聴率は、なんと世帯視聴率6.5%。
この数字は同時間帯におけるNHK、TBS、フジテレビ、テレ朝、テレ東を含む全6局横並びの数字でなんと第4位、つまり下から数えた方が早い低視聴率だった。
さらに日テレでは3月17日にも1時間枠でもWBCの準決勝について取り上げた番組を放送したものの、こちらも世帯視聴率4.8%という悲惨な数字。
2023年のテレビ朝日で、WBC番組の世帯視聴率が48.0%だったことを考えると、なんと10分の1まで転落したという見方もできる。
WBCの争奪戦に敗北した結果、さまざまなものがテレビ離れを起こしている中、とうとう視聴率すらもテレビ離れを始めている・・・っぽい!

以上、パウラちゃんねるがまとめた話題のご紹介でした。
それではここからはパウラのぽいぽい考察ということで、
2022年後半からテレビ界隈を動画ネタとしてウォッチし、知見がだいぶ溜まってきているパウラちゃんねる視点から、
今回のWBCのネトラレ現象は、たぶんテレビ界隈の連中が考えている以上に、根深い問題のせいでWBCのテレビ離れを起こしてしまったのではないかという考察をしたいと思います。
結論!「テレビ界隈全体が王様ポジションから特権意識剥き出しで上納精神ばっかり発動させ続けて真っ当なビジネスをやろうとしなかったせいで、それが巡り巡ってWBCもテレビ離れを起こしたっぽい!」
というお話をしていきます!

考察「特権意識剥き出しで上納精神ばっかり発動させたテレビの末路」

ということで先ほど話題でも触れた通り、今回そもそもWBCの放映権をテレビがネトフリに奪われてしまった理由というのが、
日本での放映権が150億円と高騰し過ぎて、ネットフリックスに取られてしまったからと言われています。
WBC放映権150億というのが、ぼったくりなのかそれとも正当な金額なのかはパウラには分かりませんが、
一つ言えるのは、少なくともネットフリックスはWBCというコンテンツには150億円を支払う価値があると考えたから払ったわけですし、
なによりもネットフリックスはそれだけのお金を出すことができるくらいしっかりとしたビジネスを作っていたという見方もできます。
つまりそれだけテレビ業界とくらべて「価値のあるものに対してお金を払う」というしっかりとしたビジネスをやっているという面があります。
この時点で正直不思議なお話だと思いますが、日本のテレビ局なんて昭和時代から存在し、反対にネットフリックスがいまの配信事業をスタートさせたのは2007年らしいので、
テレビ業界はメディアとしては「オールド」がつけられるくらいの大先輩のくせして、コンテンツビジネスでは若輩者のネットフリックスに負けてしまっているともいえるわけです。
じゃあなんでそんな風にネットフリックスにいろんな意味でテレビ界隈が負けてしまっているのか、その理由はいくらでもあるとは思いますが、
パウラちゃんねるが今回WBCのネトラレ現象の視点から見た時に感じたポイントが、
「ネットフリックスは価値のあるコンテンツにしっかりお金を払う」のに対して
「テレビは王様ポジションから他人のコンテンツを自分たちに上納させようとする」という、昭和時代から続けている王様意識からくる上納文化の上に成立しているからだと感じてます。
もうネット上でさんざんテレビ界隈の不祥事については取り上げているのでだいたいの人たちは感覚がマヒしていると思いますけど、
テレビ界隈というのは地上波の影響力を振りかざして、「一般人」に対してコンテンツや労力を上納させ、それが巡り巡ってテレビ離れの原因になっているわけです。
分かりやすい例で言うなら、番組ロケなどでの飲食店でのご立派な振る舞いとかがそうですが、
「お前の店をテレビで使ってやるんだから、その代わりにタダで飲食させろ」って感じで商品やサービスの上納を要求するなんていう事例はテレビ界隈方面からよく聞くお話だと思います。
最近でもX経由の暴露として、
「貸し出した資料をテレビに借りパクされた」とか、
「1時間の取材を要求するけど謝礼はあげないと言われた」とか、
「テレビに出演してもらうけど、予算が厳しいからギャラは無報酬で」とか、
そんな感じで、テレビからタダ働きを要求されたりしたエピソードがザクザク出てきているわけですが、
これも「下々の一般人をテレビ様で使ってやるんだから、一般人はつべこべ言わずに時間と労力を上納するのは当たり前だろ」の王様意識から来ていると考えていいでしょう。
これがまだスマホとSNSがない、日本でテレビが本当にメディアの王様だった時代だったら上納文化も問題にはならなかったと思いますが、
今では専門家だろうとアマチュアだろうと誰だろうと、自分たちで自分たちのコンテンツを自分たちの意志で発信できる時代ですから、
飲食店とかでは「テレビ取材お断り」の店が増えたり、アマチュアでも「もうテレビには協力しない」という感じで、一般協力者のテレビ離れ現象に繋がっていくわけです。
これがどんな影響を与えるかと言えば、テレビに出たくない人たちによってネットコンテンツがどんどん強化されていき、ネットにどんどん広告宣伝費が流れていくという状況になるわけです。
取材協力者によって成立していたはずの番組の質が、取材協力者のテレビ離れを起こしたことでテレビ番組の質が下がり、
反対に取材協力者が自分でネットコンテンツを作ってそっちで広告宣伝費を稼ぐという流れになるわけですから、そりゃあテレビは弱体化していきます。
しかも今のテレビ界隈は、一般人を相手に上納精神を発動させていただけでは終わらずに、
番組にキャストとして出演してくれる人とか番組制作会社に対しても上納精神を発動させていた状況と考えられます。
そもそもテレビ番組はテレビ局が作っているわけではなく、ほとんどが下請けの番組制作会社の人たちが手を動かして作っていると言われていますが、
これまたパウラちゃんねるで何回も取り上げてきたとおり、テレビ局は下請けの制作会社に番組を作って頂いている立場であるはずが、
今もなお地上波を握っている立場から番組制作会社に対して格安の予算で制作を依頼して番組制作会社から嫌われ始めているそうですし、
またタレントに対してもどんどんギャラを減らしているお話もネット記事とかでよく聞きますし、
テレビの出演者でもインフルエンサー枠の人は、たとえヒカルさんレベルのトップユーチューバーでもタダ同然でこき使っている模様。
そんな感じで番組制作会社や出演者に対しても、今もなお「俺たちテレビが使ってやってるんだから文句を言わずにコンテンツを上納しろよ」の精神が発動しているといえるわけですね。
しかしそこに現れたのがネットフリックスやアマプラと言った外資の動画配信プラットフォームで、
ネットフリックスやアマプラはテレビ界隈と違って「価値のあるコンテンツにはしっかりお金を払う」の精神から、テレビでは考えられないくらいの破格のギャラや制作費を出していることから、
いまやタレントはもちろん、かつてはテレビ番組を作っていた優秀な番組制作会社たちも、外資の配信プラットフォームのオリジナル番組の制作に流れていると言われています。
テレビの上納文化にうんざりした取材協力者のテレビ離れではそこまで明確に番組の質が落ちたかは怪しいですが、
さすがに出演者や優秀な番組制作会社までテレビの上納精神にうんざりし、テレビ離れを起こすところまできたら、目に見えて番組のクオリティは落ちますし、
反対に優秀な人材が集まって強化されたネットフリックスら外資の配信プラットフォーム勢のビジネスがますます強化されるのは言うまでもないでしょう。
ついでに言うと今はタレントも番組制作会社も、自分たちでYouTubeで動画を出すという事例だって普通にありますしね。
そしてここまで明確に差が生まれた結果、先見の明があるもしくはテレビ界隈に嫌気がさした有能なテレビ局員なんかもネットフリックスやアマプラに流れていくという状況もうまれています。
つまり「王様ポジションからの上納精神」によって、番組の質にかかわるような部分で問題ばっかり起こしてるくせしてその問題を無視した結果ビジネスが弱体化したのがテレビ界隈だとしたら、
ネットフリックスは上納精神を発動させたりせず、コンテンツに対してしっかりとお金を払ったうえで、それでもなおしっかりと収益を出せるビジネスを作り続けているという対比が生まれるわけですね。
ここまでを総括すると、テレビは王様ポジションからの上納文化のせいで、一般協力者のテレビ離れを起こし、
ロケ先のテレビ離れを起こし、
番組制作会社のテレビ離れを起こし、
タレントのテレビ離れを起こし、
有能局員のテレビ離れを起こし、
良質なコンテンツのテレビ離れを起こし、
お金を恵んでくれるスポンサーのテレビ離れを起こし、
とうとうネットフリックスが150億円もの放映権を出したことで、WBCのテレビ離れという事態を起こしてしまったという流れなわけですね。
ちなみにWBCの放映権について補足をしておくと、
2025年9月に行われたテレビ朝日の記者会見によると「WBCサイドからは放映権の金額の提示すらなく、WBCサイドとネットフリックスがダイレクトに契約した」というお話をしていたのと、
後はそもそも2023年の放映権30億円すらも2017年の時の3倍に跳ね上がっていたとかでテレビ界隈は「たけーよ」みたいな感じでブーブー言っていたとも言われています。
で、しかも話題でも紹介した通り、テレビ界隈の言い分は相変わらず「WBCはテレビで無料で放送するから価値があるんだ」だとか文句を言っているわけですから、
これも言ってしまえば、地上波の影響力を振りかざして「俺たちテレビが放送してやるんだから、お前らWBC側は試合中継を格安で上納しろよ」と言ってるようなものなわけですね。
テレビに対してWBCサイドから金額の提示もなかったというお話でしたから、
WBCサイドも「テレビの連中は最初から上納精神剥き出しで、俺たちの試合を安く買いたたこうとするに違いない」って感じで見抜いてたんじゃないのってパウラは思いましたね。
ということでテレビ界隈は、WBCとかネットフリックスに対して文句を言う前に、王様ポジションで買いたたこうとすることをやめて150億円の放映権を用意すればいいだけだし、
それだけの放映権を用意するためにも、「王様ポジションからの上納精神」を辞めて、まっとうなビジネスをやればいいだけのお話!
・・・っぽい!

  • URLをコピーしました!