朝4時に起きる。ここまではまだ“意識高い人”で済む。
でもそのあとにやることが、出社前にバイオハザードを少しプレイして「この世界よりはマシだな」と心を整えるだから一気に話が変わってくる。いや怖すぎるだろ。ゾンビ犬やクリーチャーが出てくる世界を見て落ち着いてから証券会社へ向かうって、もう仕事の方が何なんだよという話である。
証券勤務の友人、朝4時に起きて出社前にバイオハザードを少しプレイして「この世界よりはマシだな」と感じてから出社してるらしくて怖い、証券業界が
— 本田かにばりずむ翼 (@06cannibalism27) April 19, 2026
発端になったのはこのX投稿。文章だけでもう面白いのに、読み終わったあと笑うより先に「証券業界ってそんなにやばいのか……?」が来るのが強い。ホラーゲームが現実逃避の逃げ場になるんじゃなく、現実の方がホラーを下回ってくる構図なのがあまりにも重い。
「わかる」が出てくる時点で怖い
しかもこの話、単なる一発ネタで終わらなかった。元某大手証券社員を名乗る人が「全く俺と同じだが……朝それをやるのはすごい」「自分は夜に救いようのない映画を見て“この映画よりはマシな1日だろう”と思っていた」と返してきてしまったのである。
元某大手証券社員です(笑)
— ヘッドロコ二郎 (@holypenix) April 21, 2026
全く俺と同じだが…
朝ソレをやるのは凄いわ😅
ただでさえ…朝早いのにwww
俺は夜だったなぁ…
救いようのない映画とか見るのが楽しかった😂
28週後とかレクイエムフォードリームとか見て…「あぁ…明日も辛いがこの映画よりはマシな1日だろう。」と思った😇
この「わかる」が出てきた瞬間、TLの空気がただの笑い話から急に生々しくなった。朝4時起きの時点で十分きついのに、そのうえでバイオや救いのない映画をワンクッション挟まないと出社できない仕事って何なんだよ、と。ホラー作品の方が精神的に優しい扱いになっている時点で、だいぶ壊れている。
実際、ネットでも「不安療法にホラーは本当に有効」「私も朝バイオはじめようかな」「証券業界は強欲やるけどバイオはやらないもんな」みたいな半笑いの声が並ぶ一方で、「最近の不動産屋は靴が飛ぶらしいけど証券は飛んでくるのかな」「バイオハザードよりひどいと思って業界を離れた」みたいな笑えない混ざり方まで出てきている。みんなツッコミは入れてるのに、根っこでは本気で震えている感じがある。
ホラーが癒やし側に回る職場って何
普通、ホラーゲームや鬱映画って「現実からちょっと離れて怖がるための娯楽」なはずだ。でも今回は逆だった。怖い作品にいったん触れてから「よし、まだ現実の方がマシ」と思って出社する。もうメンタル調整の発想が完全にサバイバルなんよ。
高給激務みたいなイメージは昔からあるにせよ、ここまで来ると“華やかな業界”というより“朝から精神防具を装備しないと入れないダンジョン”である。バイオにはセーブポイントがあるけど、相場にはない。ゾンビは倒せば終わるけど、仕事の圧は翌朝また復活する。そう考えると、この話がネット民の妙な共感と恐怖を同時に呼んだのも分かってしまう。
証券勤務の朝4時ルーティン、最初はネタとして笑えるのに、読み返すほど「いややっぱり証券業界が一番怖いな」で着地してしまうのが強すぎる。ホラーゲームが現実逃避じゃなくて現実の予告編みたいに使われる世界、さすがに震える。
関連で置いておくなら、このへんの“ウォール街の狂気”が一番しっくりくる。

