特報!日テレのオリジナルドラマが春のゴールデンプライム帯で最低視聴率を叩き出し「今期ワースト」の烙印を押されてしまう!目先の視聴率を目当てに悪あがきした日テレの末路を解説します!
ということで、日テレがオリジナルドラマ制作で悪あがきをしまくって爆死している模様を話題としてまとめたので、前半ではパウラがまとめた話題をご紹介しつつ、
後半では日テレが目先の視聴率優先で悪あがきをしまくった結果、ますます日テレから視聴者が離れているその惨状について解説しますね。
それではパウラちゃんねるがまとめた話題から見ていきましょう!
【話題】2025年春「今期ワースト」の烙印を押された日テレドラマ
2025年春、日テレが放送しているドラマが、他のテレビ局と比べても明らかに軒並み低視聴率を叩き出している。
中でも日テレのオリジナルドラマは完全に爆死し既に「今期ワーストドラマ」という烙印まで押されてしまっている模様。
2025年春からスタートした日テレ放送のドラマは、他のキー局のドラマと比べても低視聴率が目立っている状況。
この春クールはどのテレビ局も目立っていい視聴率を取れている局は存在しないものの、それでも日テレよりははるかにマシな状況。
たとえばTBSのドラマ「キャスター」は、準主役級として抜擢された永野芽郁のスキャンダルのせいで「茶番」にしか見えなくなってしまったものの、
日曜劇場というブランドのおかげか、初回は世帯視聴率で14.2%で、その後も10%台は維持している。
またテレビ朝日も「特捜9 final season」が初回の視聴率で9.1%を獲得し、その後も8%台をキープ。
一連の問題によって打撃を受けたフジテレビも、看板枠月9ドラマにて放送中の「続・続・最後から二番目の恋」は、初回の世帯視聴率はなんと9.4%。その後も7%から8%程度の世帯視聴率を維持している状況。
フジテレビの月9は2年近くものあいだ、「看板枠にも関わらず世帯ですら2ケタの視聴率が取れない」という状況に苦しめられているものの、
それでもなんとかワースト領域からはギリギリ脱出できている雰囲気。
そんな中で日テレが放送する春のテレビドラマだけは、そのほとんどが世帯視聴率ですら4%台。
他のテレビ局が高ければ10%以上、低くても6%は上回る中で、日テレのドラマだけは最大でも世帯6.1%という状況で、4%台がデフォルトの状態と言う低視聴率爆死状態になってしまっている。
もちろん日テレのドラマをさらに下回るドラマはあるものの、日テレのドラマは総じてトップ争いに食いこむことができない状況。
TBSは「キャスター」が最大14.2%、フジテレビは「続・続・最後から二番目の恋」で最大9.4%、テレ朝は「特捜9 final season」で最大9.1%。
しかし日テレは最も視聴率が高いものですら「なんで私が神説教」の初回で最大世帯視聴率6.1%という状況で、トップ争いには参加できていない。
むしろ日テレのドラマに関してはビリ争いを繰り広げている状況。
いちばん数字のいい「なんで私が神説教」ですら、初回で世帯視聴率6.1%を取った後は5%台に転落。
その他の「ダメマネ」と「恋は闇」に至っては、初回から世帯視聴率ですら4%台という爆死っぷり。
また、漫画原作の「子宮恋愛」も、ネット上では一時的に炎上商法的なニュアンスで話題になったものの、その話題性も一か月足らずで終了し、やはり視聴率に結びつくことはなかった模様。
そして中でもすでに「今期ワースト」の烙印が押されつつあるのが、日テレ「恋は闇」というドラマ。
この「恋は闇」は日本テレビの水曜よる10時の枠にて放送がスタート。
志尊淳さんと岸井ゆきのさんがダブル主演を務める完全オリジナルの恋愛ミステリー。
しかし4月16日に放送された初回の世帯視聴率は4.5%で、第2話は4.1%と数字を下げた模様。
これによって日テレ「恋は闇」は今期ゴールデン・プライム帯ドラマで最低視聴率を記録し、既にネット記事などから「今期ワースト」の烙印を押されてしまった。
【解説】目先の視聴率のために悪あがきを続ける日テレの末路
以上、パウラちゃんねるがまとめた話題のご紹介でした。
それでは話題を紹介したので、後半では日テレが目先の視聴率優先で悪あがきをしまくった結果、ますます日テレから視聴者が離れているその惨状について解説しますね。
パウラちゃんねるのモットーといえば「令和のテレビの楽しみ方は番組じゃなくてテレビ局の右往左往っぷりを見て楽しむもの」ですが、
日テレはいま目先の視聴率にこだわるあまり、右往左往しまくった結果、その悪あがきのせいでますます事態を悪化させているという悪循環に陥る、非常にウォッチし甲斐のある状況。
特に、先ほど紹介した話題の中で「今期ワースト」の烙印を押されてしまったという水曜よる10時の「恋は闇」のドラマは、
まさにその「悪あがき」のせいで視聴率が爆死する結果になった象徴みたいなものだったりします。
というのも、日テレが「コア視聴率絶対主義」の名のもとに、一度そのドラマ枠を廃止して、そしてまるまる一年間爆死しまくった結果、
一年後にまた水曜よる10時の時間帯にドラマ枠を復活させてスタートさせたという経緯があります。
日テレはいまから1年前の2024年4月、水曜日よる10時のドラマ枠を廃止。
この「水曜日よる10時のドラマ枠」というのは、実は日テレがこの時間帯に38年以上にもわたってドラマを放送し続けた「看板枠」だったそうで、
「水曜よる10時のドラマ」の終了を発表した日テレに対しては、当時から業界内で「謎改編」「これはヤバイ」とか言われていたそうですね。
ですが日テレはその代わり、土曜日よる10時のドラマ枠を新設。
土曜日の夜を音楽バラエティとドラマを2連続で放送する「音楽、ドラ、ドラ、土曜夜」という一周回って新しすぎる斬新なキャッチフレーズの名のもとに改編したわけです。
ではなぜ日テレはこれまでの看板枠「水曜日よる10時」を打ち切って、土曜日よる10時にドラマ枠を新設して「音楽、ドラ、ドラ、土曜夜」とか言い出したのかというと、
それは日テレが2024年4月からの番組の評価基準を「13歳から49歳のコア視聴率のみとする」など、コア視聴率を最重要視する番組作りをしていたとされているからですね。
この改編において日テレは「最低でもコア視聴率5%以上は取りたい」というのが本音だったと思われ、
日テレの上層部は「コア視聴率で他局を圧倒せよ」とか社員に向かって言ってたそうです。
こんな感じで38年ものあいだ続いた水曜日よる10時のドラマを打ち切って、土曜日よる10時のドラマ枠を新設して「音楽、ドラ、ドラ、土曜夜」をスタート。
ちなみに土曜日よる10時の新設ドラマ枠では、日テレは2024年4月から2025年3月まで、まるまる一年間、日テレが原作に頼らずにオリジナルドラマを作って放送してました。
それではその結果がどうなったのかというと、
以前パウラちゃんねるでも紹介した通りで、喉から手が出るほどに欲しかったコア視聴率で0%台を記録する大爆死状態。
2024年4月の夜10時のドラマ「街並み照らす奴ら」がコア視聴率0.8%。
2024年7月の夜10時のドラマ「マル秘の密子さん」がコア視聴率0.9%。
2024年10月の夜10時のドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」がコア視聴率1.0%。
2025年1月の夜10時のドラマ「アンサンブル」がコア視聴率1.3%。
・・・という感じで、もはやコア視聴率で他局を圧倒するどころか、むしろ日テレが他局に圧倒される結果だったわけですね。
ちなみにこの数字はあくまでもすべて公表されている範囲での最低記録の数字のため、一見右肩上がりに見えますが実際には全部コア視聴率0%台を叩き出していたと思われます。
そうした状況もあり日テレは24年4月クールについて「コア・個人全体ともに視聴率は大変厳しい結果となりました」とかしょんぼりした模様。
で、まだまだ笑い話は続きますが、こんな感じで完全に狙いが外れて大爆死した日テレは、土曜日よる10時に新設したドラマ枠を1年で廃止。
そして38年間続けてきたのに目先の視聴率が欲しいがために廃止したはずの水曜日よる10時のドラマ枠を、2025年4月から再開。
で、そこでもやっぱり一度ドラマ枠を廃止しちゃったせいか爆死して「今期ワースト」の烙印を食らったのが日テレオリジナルドラマの「恋は闇」だったわけですね。
ちなみに水曜日よる10時の枠が廃止される前の最後に放送されたドラマは2024年1月期の「となりのナースエイド」というドラマだったようなのですが、
このドラマでは世帯視聴率で一番低くても7.0%で、高ければ8.8%とか視聴率取れてました。
しかしその枠を一度廃止し、まるまる一年後にスタートした「恋は闇」では、世帯視聴率で4%台しかとれなくなってしまったという、
目先の視聴率を優先したがために、結果として日テレは見事に視聴者離れを起こしてしまったという状況。
これこそまさに第二のフジテレビと言われるテレビ界隈の逆走老人な日テレの味わい深いご立派過ぎる状況なわけですね。
日テレは目先の視聴率を優先してドラマ枠を廃止したり新設したり、やっぱりだめだったからまた廃止したり新設したりと、
目先の視聴率に踊らされまくった挙句に結果として、爆死を続けまくる末路をたどっているというのが、今の日テレの惨状ということになる・・・っぽい!
以上、パウラの解説でした。
それでは最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう!
参考
