TBSが30代の婚活男性をカリスマ結婚相談所に徹底的にダメ出しさせる婚活番組を放送して話題沸騰も、出演者がタレントでヤラセ臭いと言われてるので、パウラがTBSの手口を検証します！
ということでパウラちゃんねると言えば、婚活ネタを取り上げてほっこりするのと、謙虚な卑怯者としてテレビ界隈から手口を学ぶことが最近のメインコンテンツなわけですが、
そんなパウラちゃんねるにとって一粒で二度おいしい話題が舞い込んできましたね。
ということで今回は、TBSが「30代のリアル本気婚活に切り込んでいます」とか言ってるけど、なんかヤラセ臭いから、本当にヤラセなのかを徹底検証したいと思います！
それではまずは話題のあらましから見ていきましょう。
7月8日、TBSは30代の独身男性が、結婚相談所を運営するカリスマ結婚アドバイザーから徹底的にダメ出しされる婚活番組を放送。
しかしその内容が「話題性を得たいがためにわざわざヤバすぎる30代の男性」をチョイスしたとしか思えない内容だったということで、ネットでお祭り騒ぎになりました。
で、番組に出演した30代の男性たちが、実はタレント活動をしている人たちだったという事がネットで話題になり、
「リアル婚活とか言ってるけど、本当はエキストラを使ったTBSのやらせ番組なのではないか」という声が相次いだわけですね。
あらましから見ていくと、話題になったのは「マツコの知らない世界」というTBSの人気トークバラエティ。
マツコ・デラックスが「業界や特定の分野のスペシャリストとトークを繰り広げる」がコンセプトのバラエティ番組ですが、
今回話題になったのが、7月8日に放送された「マツコの知らない 30代からの婚活の世界」という企画でした。
この放送回では「リアル本気婚活の世界」ということで、結婚相談所マリーミーの代表である婚活アドバイザーの植草美幸さんと、その娘の植草れいあさんが登場。
令和の婚活界隈が「30代の男女が婚活の激戦区になっている」ということで、結婚相談所における30代の婚活の世界を放送。
番組内では、婚活のプロフェッショナルアドバイザーである植草美幸さんが、30代の男女4人を相手に、結婚相談所で繰り広げられるカウンセリングの現場の模様が紹介されましたが。
このカウンセリング現場に現れた「本気で婚活をしたい30代男性たち」というのが、露骨なほど「チー牛感ただよう弱者男性」って感じの人でした。
例えば男性の一人目として紹介されたのが、本坊諒太さんという35歳の男性。
プロフィールとして「身長158センチ、世田谷区で一人暮らし、飲食店アルバイト、年収約300万円、女性との交際経験はなし」と紹介され、
またルックスも、いわゆる「チー牛」と称されるような黒メガネでぼさぼさの髪の毛に、よれよれの服装で登場。
さらに求めているお相手女性の希望として「年収は500万円で、年齢は30歳から40歳くらいで」と発言。
マツコさんがワイプの中で「厳しい～」などとリアクションしたり、
カウンセリングをしている植草美幸さんが「ドリームです」「そんな女性はそうそういらっしゃらない」とツッコミ。
また本坊諒太35歳さんは結婚後の生活として、「いま働いている飲食店でアルバイトから正社員になることを考えている」「ただ正社員になった時の給料はわからない」と言うと、
植草さんが「そういうのは聞いておかないと」「全てがドリーム」「生き方がドリーム」「ものすごい幼稚」などと徹底的にダメ出しする模様が放送されました。
場面がマツコさんのいるスタジオに戻ると、対談している植草さんは「ここまで言わないとなかなか結婚できない」とさらに追い打ちをかけましたね。
もう一人の木村真誠34歳さんも「身長174センチ、埼玉県川越市で一人暮らし、ラーメン店アルバイト、年収約200万円でギリギリの生活を送っている、恋愛経験はなし」と紹介され、
こちらも先ほどの本坊さんと同じく、あからさまに「残念な男性」と感じさせる姿や、さらに番組内では私生活での写真も紹介され、ワイプの中でマツコさんから鼻で笑われるシーンも。
さらに木村真誠34歳さんは「電気代や光熱費を、学生の頃から今に至るまで親に負担してもらっている」「いつまで払ってもらい続けるかも想像していない」と言い、
また希望の女性として「見た目は菜々緒さんやシシド・カフカさん」「年齢は25歳から40歳くらい」と発言しました。
これに対して植草美幸さんは「図々しいにもほどがある」「過去最大に困った」「何万人とあってきたけど一番変わってる」などとダメ出し。
さらに「趣味は変身ベルト収集で趣味も女性も夢を追い求めている」などと番組内で紹介され、
挙句の果てには植草さんから「髪はボサボサ、眉毛は無法地帯、髭の跡とかも酷い」と徹底的にルックスのダメ出し。
スタジオにカメラが戻ると、マツコさんが「一人で生きるならいいんだけど、結婚考えてるんだったらこれじゃダメじゃないですか」と感想を口にしました。
……ということで「30代が最激戦区…リアル本気婚活の世界」と称して「リアル」を押し出したこの婚活現場でしたが、
番組でダメ出しされまくる30代男性の有り様が「弱者男性すぎる」とネットで話題になりました。
ネットの反応の一部を見ていくと、
上の女性を狙うのは良いのだが、今のままでどうにかならないかなって考えている節がある。それは甘い。
ボロクソに言われてて笑った
いい歳こいて交際経験も無いのになんで結婚したいって思うんだろう。今まで何の努力もしてこなかったくせに？
恋愛だ結婚だの前に自分の人生と生活ちゃんとしろよって人達ばっかり
弱男と結婚するくらいなら、部屋でバッタ放し飼いの方がまだマシ
これで性別が逆なら大して炎上しないんだよなぁ マジでどうしょうもねぇーよこの国は
年収500万超え女子はもっと年収高い人と結婚したいんよ…
男、さすがにもう少しまともな人いただろうに…
定期的にテレビのネタ枠としてヤバ男女像を提供して、結果的に業界のネガキャンする業者っているけどマジで意味わからんわ。
これ見てて爆笑してしまった。良くはないけど 日々自分磨きしないとな。
などの反応が見られ、TBSが言うところの「リアル」を押し出したこの番組の内容を真に受けてしまった人たちがボロクソにダメ出しして、ネットでお祭り騒ぎになったわけですね。
しかしながら、このわざとらしすぎる番組の内容に対して「やらせ臭い」という反応もちらほらと見られました。
それがこんな感じです。
というか全員役者ですよね…。これ純粋に相談所入りに来た人ではなく、企画のためにあんまり売れてない俳優使ったのでは？
本坊諒太って検索したら役者なんだってな 役者使って陰キャ装ってヤラセですか。
企画のためにまだ無名の役者用意しただけかい。嘘はついてないけど演技してもらってますって感じよね。
こういう番組って大体やらせだよな。テレビスタッフとか、役者志望の少し演技ができるエキストラだよな。ドキュメンタリーとかでも、何回も実は、テレビスタッフでしたって暴露されてる
という感じで、この婚活番組に対して「エキストラを使ったやらせなのではないか」というコメントが相次ぐ事態になりましたね。
それではここからは、テレビ界隈から手口を学ぶ謙虚な卑怯者のパウラが、TBSの巧妙な手口を検証しつつ学んでいきたいと思います！
結論から言いましょう。
TBSはきちんと、出演した人たちがタレントであることの予防線を張っているので、ヤラセにならないようにとっても良く頑張っておられましたね！
というのも、パウラちゃんねるでもこの動画の原稿を用意するために番組をTverで倍速視聴しましたが、
このカウンセリングを受けた人たちの紹介として、TBSは「エキストラ会社に所属する男女」と、聞き流されてもおかしくないかたちでしれっと紹介する手口を使っておられたのです！
TBSはナレーションで「今回は、本気で結婚を願う、エキストラ会社に所属する、男女4名をカウンセリング」とさらっと「エキストラ会社に所属する男女」と紹介。
ちなみにテロップでは「エキストラ会社に所属」という言葉は使われず「本気で結婚を願う30代の男女4名をカウンセリング」とか書いてありましたので、
相当な集中力を使って番組を見続けないと「エキストラ会社に所属」という言葉は耳に残らず、かなりの割合で聞き流されてもおかしくなかったことでしょう。
更に、男性のプロフィールの紹介ではタレント活動をしていることは完全に伏せられていました。
例えば本坊諒太35歳さんは、公開されている出演歴によると、声優・舞台・テレビなどに出演したことが分かるのですが、
番組の中ではそうした芸能活動についてはまったく触れられずに「飲食店アルバイト」の姿しか紹介されませんでした。
また番組の中ではかなりよれよれな格好をしているのですが、プロフィール写真をみるとみだしなみとかキチンとされてますからね。
つまりそういうことです。
そしてもう一人の木村真誠34歳さんについては、そのカウンセリング現場にいるシチュエーションそのものがツッコミどころ満載です。
なぜかというと、結婚相談所は入会するだけでお金がかかるからです。
そもそも論として、年収が200万円で光熱費を親に負担してもらっているような30代の男性が、
カリスマ婚活アドバイザーな植草美幸さんから直接カウンセリングを受けられるということ自体が違和感です。
入会するだけでもお金がかかる結婚相談所の、しかもカリスマからの直々のアドバイスを受けられるスペシャルなコースに入会し、
更にそのあとも婚活パーティーへの参加費、ファッション代やヘアスタイル代もかかっているわけですが、
年収200万円で生活もギリギリで年老いた親から光熱費を出してもらっているという30代の男性が、
「いったいどうやってカリスマからカウンセリングしてもらって婚活パーティに参加できるようなお金を出してるんだよ」とツッコミを入れたくなる仕上がりになっていたわけです。
もちろんお金は全て親から出してもらっている可能性はあるでしょうが、
だとしてもそんな男の人なんかめったにいないのですから、エキストラだろうがなんだろうが、わざとトンデモキャラな人をピックアップして話題作りをしていると思われても仕方がないわけです。
しかしながら当然TBSもそういう野暮なツッコミがネット民から入ることは重々承知しているでしょう。
だからこそTBSは「でもナレーションでエキストラ会社に所属と言ってるし！」と言えるように予防線を張ったわけですね。
この「エキストラ会社に所属」という表現もなかなか味わい深く、
これだと役者なのか会社で働くスタッフなのかが分かりにくい、絶妙なワードチョイスになっているのも、さすがTBSらしいと感じさせるポイントです。
これなら、「ちゃんとエキストラ会社に所属している人と紹介しました」という予防線を張るのと同時に、
あんまり真面目に視聴していないほとんどの視聴者はそれが芸能活動をしているタレントであるとは意識に残らないように作り込まれているわけですね。
つまり本当はタレントを使っているのだけど、番組の中ではタレントであることを感じさせないような表現を使う事で、やらせ臭さを感じさせつつもやらせじゃないと言い張れる、
婚活の現場のリアルよりもTBSの制作現場のリアルを感じさせる番組に仕上がっていたという事です！
まさにエキストラを使って生み出した、TBSの番組制作のリアルを味わえるバラエティ番組だったわけですね！
いやー、さすがテレビ界隈の王様の一人であるTBS様。
やらせ臭さを残しつつも、やらせじゃないと言い張れるようにしれっと予防線を張るという絶妙な手口に、
テレビ界隈から手口を学ぶ謙虚な卑怯者のパウラ、心がポップUPして頭ウキウキ、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎です！
それでは最後はいつも通り、パウラのハッピー謎益スマイルで締めくくりましょう！
