お米をご立派価格で売りさばこうとした結果「一般消費者のコメ離れ」が進行しまくり、卸業者が慌てて「価格を下げるから買ってください」とか言い出したけど今更もう遅いとネットで話題に!
ということで今日は卸業者の皆さんのために「需要と供給」という経済のお勉強をしていきましょう!
それではパウラちゃんねるがまとめた話題をご紹介したいと思いますが、
お米が異様に値上がりした結果、一般消費者のコメ離れが加速してしまい、さすがに大手卸売業者あたりが慌てふためいておられる模様です。
まぁ自炊している人たちは既にご存じのとおりかと思いますが、この1~2年の間にスーパーで購入できるお米の価格は急上昇。
ほんの数年前までは5kgあたり2000円台とかで買えたはずが、今では5kgで4000円とか4500円とか、
ものによっては5000円を超えてるとか、そんな感じでかなりのご立派価格になりつつあるという状況。
その結果、一般消費者たちは「高いけどお米は主食だから仕方ない」って感じで、卸業者が小売店を経由して恵んでくださる高額なお米様をありがたく買わせていただく――
――ではなく、カリフォルニア米とか輸入米を買ったりとか、お米は避けてパンや麺類、パスタなどを購入するという事態に発展。
結果、11月あたりにお米の卸売業者とかが「助けて!新米を高値で仕入れちゃったのに消費者が買わなくてお米が倉庫に山積みでだぶついちゃって困ってるの!」みたいなお話が登場して、
そんな話を聞かされたネット民たちは――
高ければ買わない。それだけです。米離れも進んだよ。
米を食べなくても困らない人も多い。すでに米離れした人も沢山要ると思うよ。
米が1万円になろうが2万円になろうが、食べなければ関係ない。
「価格はマーケットが決める」のに、業者が勝手につりあげたから、そりゃそうなるよね。
欲をかき過ぎて消費者離れを起こす典型だな。
・・・などと辛辣なコメントが殺到しましたね。
こういう話をすると「コストがー」とかほざくネット民が一定数いるようですが、
後ほど見ていく通り、麺類などの他の主食はかなり安い状態を維持できてますからそんな言い訳は一般消費者に通用しないのと、
コストがかかって高額になってるなら、じゃあビジネスモデルを改革して安く売れるようにすればいいじゃんって話で、
いずれにしても売り手の都合なんか一般消費者には関係ない話という「需要と供給」のシンプルな問題なわけですね。
で、そんな感じで需要と供給を無視した商売が続いた結果、マジで「一般消費者のコメ離れ」が進行してしまった模様。
11月30日に共同通信が「コメ5キロ3500円目指す 卸大手社長、消費者離れ憂慮」というネット記事を掲載。
この記事では大手コメ卸業者の社長が取材に応じた模様で、お米の店頭価格を「5キロ3500円にすべき」とお気持ち表明。
コスト削減やJAグループや小売店に協力を要請して値下げを目指すとのこと。
「調達競争が激しくなり農家への支払いを大幅に引き上げた結果、消費者が買える水準を超えたことが問題」とか、
「価格高騰は業績にプラスだが、高止まりが続いて消費者のコメ離れが進めば、産業全体が立ちゆかなくなる」とか仰った模様ですね。
誰ですか!「価格高騰は業績にプラス」ってことはやっぱり販売価格にはコストだけじゃなくて卸業者の利益がガッツリ上乗せされてるんじゃないのとかそんな事を思いやがった奴は!
とまぁこんな感じでさすがに「一般消費者のコメ離れ」が加速しまくった結果、さすがに業者が慌てて「お米を5kgあたり3500円くらいにすべき」とか言っているわけですが、
これに対するネットの反応がこんな感じです。
高値で仕入れたから高値で売らなきゃいけないのは分かるが、その価格で仕入れてしまったのは自分の責任なので損切りでもすればいいのでは。
真面目で地道に汗を流して生産されてる農家さんには敬意を持っているし申し訳ないが。今の価格は正直「勝手にしてくれ」と思ってる。
高いと思わない方は買えばいいけど自分は無理して高い米は買いません。
麺類やパン類で慣れたし無理に主食だからと言う固定観念は捨てました。
数年前はスーパーの特売品で5kgで1700円くらいで買えた。5kg3500円だと倍以上になっている。
他の者はともかく日本人の主食のコメで倍はないでしょう。3000円を切るくらいなら消費者も納得してくれます。
先日のワイドショーで専門家が「数年前は安いものでは5キロ2000円程度、今の物価高を考慮しても2500円程度じゃないと消費者は納得しない」と言ってましたがまさにそう思いました、3500円でも買えません。
とまぁこんな感じで、ぶっちゃけ5kg3500円でもまだまだたけーよってことで、
このまま需要と供給を無視した商売を続けるならまだまだ一般消費者のコメ離れは続きそうな気配ですね。
ちなみにパウラは美少女の概念という名の電子の海の存在なのでリアル食べ物は食べません。
ですが、パウラのPこと動画投稿主は生身の人間なので、もちろん食事をとるわけですが、ご飯ものは一週間に一度程度で、だいたい主食は豆腐とうどんとソバですね。
そのおかげで体重が8kgも減りました!
で、そもそもどうして「一般消費者のコメ離れ」なんていう事態になっているのかを説明すると、
それはやっぱりどういうわけか国産のお米だけ需要と供給を無視した商売になってしまっているからだと考えられますね。
ということで消費者の味方なトップバリュにて、お米を含む主食の値段をリサーチしたのでまとめます。
2025年12月時点の価格ですが、全て5kgで税込み価格で調べましたところ
まず、うどん、ソバ、そうめんなどの乾麺は 2000円から3000円程度で購入可能な模様。
さらにスパゲッティなら、5kg換算で最安1300円とかで購入できてしまいます。
ではお米はいくらなのかというと、現状、トップバリュですら5kgあたり4500円から5000円もしてしまう模様。
ちなみに10月で終売してしまったようですが、カリフォルニア産 カルローズ米は5kg換算で2700円くらいだったようですね。
ついでにアフィカスムーブもしておきますが、俺たちのAmazonでもスパゲッティは2000円以下で購入ができますのでこちらアフィリリンクを張っておきます!
とまぁこんな感じの値段なので、もしさっきのお米の卸業者が言ったように「お米は5kg3500円で売ります」というのが本当に実現したとしても、
以前ほどお米が買われるかどうかはまだまだ分からない感じです。
先ほどのコメントにもあった通り「これを機に主食はお米という固定観念を捨てた」という人もいるくらいなので、
仮にもっと安くなっても、日本全体がうどん県になるくらいうどんを食べるようになるかもしれず、以前と同じくらいお米がたくさん売れるとは限らないわけですね。
以上、勉強でした!
それでは最後はいつも通り、パウラのハッピーアフィカススマイルで締めくくりましょう!


