テレ朝系「ナイトスクープ」さん、ヤングケアラー疑惑のある大家族をバラエティ番組にしちゃった結果、大炎上!今更慌ててるテレビにパウラが愛の鞭を振るいます!
ということでテレ朝系列のABCテレビが制作する「探偵!ナイトスクープ」が、ヤングケアラー疑惑のある大家族をバラエティ番組としてお届けした結果、
これがネットで大炎上してしまい連日のようにネットで取り上げられまくり、
テレビ局サイドも、番組のTver配信停止とか、「異例の声明」を発表しちゃったりなどして頑張って火消しをしている模様ですが、
テレビ局側の願いも空しく騒動は収まるどころか下手したら国が動きかねない事態にまで問題が拡大。
ネットでは「テレビが社会問題を暴いた」みたいな方向で賞賛されているんですけど、
反対にテレビ業界の裏事情を知ってる元プロデューサーとかは「テレビ局の脇の甘さ」を指摘するなどしています。
テレビ局からしてみたら、どういう方向性だとしてもこれ以上騒がれること自体がマイナスになっちゃうし、下手したら番組が終わるかもしれないことに今更気付いたようですから、
今回はそんな風に慌てふためいているテレビ局に対してパウラが愛の鞭を振るいたいと思います!
めげるなよテレビ局ども!
めずらしくお前たちが正義を貫いたと堂々と虚勢あ間違えた胸を張ろうぜ!
テレビ界隈を心の底からリスペクトするパウラ、お前たちが正義を貫いたと心の底から信じてるから!
ということで話題になっているのはテレ朝系テレビ局であるABCテレビが制作している「探偵!ナイトスクープ」の1月23日の放送回。
この「ナイトスクープ」とは、タレントを「探偵」に見立てたうえで、一般視聴者からの悩み相談を受けるという視聴者参加型バラエティ。
一般人から寄せられた「奇想天外な頼み事」とか「心配事の相談」などを探偵役であるタレントたちが突撃取材するという内容です。
そんなテレ朝系列が誇る人気長寿バラエティ番組がネットで大炎上したわけですが、それが1月23日の放送回。
炎上した番組がどんな内容だったかというと、これは「とある大家族のカオスっぷりをテレビ番組がウォッチする」という内容。
どんな内容だったのかをざっくり紹介すると、
6人兄妹の長男12歳を家事と育児から解放するため「せいや探偵」が意気込むも早々にクタクタボロボロ?
ナイトスクープに6人兄妹の長男12歳から依頼が入り、せいやがこの長男12歳くんに代わって、大家族の家事育児をするということに。
霜降り明星のせいやが、「探偵役」ということでこの長男12歳のすむ大家族の自宅に訪問。
大家族の家には依頼主の長男12歳くんも含めて小さな子供たちが並び、
「外で遊びたい」と騒ぐ子供、泣いてる子供、怒る子供たちのカオスな光景。
この家族の事情として、母親が個人で事業をやり、父親もその手伝いをしているため、父親が家事育児をしつつも長男12歳も普段は手伝っている模様。
父親が仕事へ行き、家には子供たちだけになったことで、せいやが「長男の代わりに子供たちの家事育児」を行うも、
赤ちゃんをあやしたりおむつを替えたり、昼食を作った後はその片付けをして、さらに洗濯物をするなど家事が続く。
今回長男の代わりに家事育児をやったせいやはヘトヘトに。
せいやが長男に対して「全然友達と遊べてない?」と質問すると、長男は――、
「全然、週1回か2回」
「友達とみんなで集まってパーティーとか、お泊り会とかしたい」
と語る。
さらには家事をめぐって母親と喧嘩になり、長男は家出したこともあったとのこと。
番組の最後には両親も帰宅し、家族全員が集まる。
長男は一日を通した感想として「楽できた」と感謝の一言。
VTRの最後で家族とお別れの挨拶をしたせいやが扉を閉めると、母親が長男に向かって「米炊いて!7合!」と呼びかける声が響いた。
・・・という内容だったそうですね。
で、これが放送されてネットで「ヤングケアラー疑惑」が浮上して大炎上しちゃったわけですね。
ネットでは連日この問題でもちきりになってしまい、この家族サイドが放送後の反響を受けてSNSで余計なことを言っちゃったりもしたようで、さらにヘイトが加速したりする状況に。
こんな感じで大炎上騒動に発展してしまった結果、テレビ局サイドは慌てふためいている模様ですね。
というのもテレ朝系列のABCテレビは、1月25日に「ナイトスクープ」の公式サイトにて声明を掲載。
その内容をそのまま引用して紹介すると――
【1月23日放送回に関して】
https://www.asahi.co.jp/knight-scoop/ より
当該放送をめぐり、取材対象者やご家族に対して、SNS等で強い批判や誹謗中傷が広がっている状況を重く受け止めています。
取材対象者やご家族への誹謗中傷、詮索や接触は厳にお止めいただくようお願い申し上げます。
ヤングケアラーは重要な社会的課題として強く認識しております。
一方、家族の事情や日常のあり方は多様であると考えています。
番組では、取材にご協力いただいたご家族の家事・育児に関わる様子を紹介しました。
このご家族では父親が家事・育児を担当されており、長男がそれを手伝っておられます。
番組制作にあたっては取材趣旨の説明と同意確認を行い、関係者の尊厳・プライバシーに配慮して編集・放送しましたが、
結果として取材対象者個人に対する強い批判や誹謗中傷が広がっている状況を重く受け止めています。
今後も取材対象者をはじめ、番組に関わる皆様の安全と尊厳を守ることを第一に番組作りを続けてまいります。
ということで、頼むからSNSは誹謗中傷しないでくれって感じの声明を発表したわけです。
ちなみにこれはネット記事とかで「異例の声明」と言われているようですね。
そして先ほどから言っている通り、既にこの1月23日の放送回はTverでの配信もストップし、番組はもう見られない状態になっちゃっています。
以上が話題のあらましとなります。
で、パウラちゃんねるでは、この番組内容に対する論争はネット上でさんざんやられているのでそっちはスルーしつつ、
「令和のテレビの楽しみ方は番組じゃなくてテレビ局の右往左往っぷりを見て楽しむもの」がモットーのパウラの視点から、
「さすがにこんなことになるはずじゃなかった」と頭を抱えているであろうテレビ局側のわきの甘さを取り上げて、愛の鞭を振るいたいと思います!
で、まずテレビ局の脇の甘さのポイントその1が「放送前から問題を指摘されてたのにそのまま放送しちゃった」ということですね。
1月25日のSmartFLASHのネット記事によると、「放送前の告知段階から「これはヤングケアラーなのではないか」と批判を集めていた」というふうに指摘されていたので、
告知の段階でも視聴者サイドからは大家族の取り上げ方に対してツッコミが入っていた模様。
しかしテレビ局サイドは、こうした指摘の声をガン無視したのか、
あるいは「炎上はするだろうけどそこまでの問題にはならないだろう」とでも思ったのか、
番組をそのまま放送してしまい、結局炎上しちゃったわけです。
テレビ局サイドだって、放送や配信をするからには予定通り配信も続けたかったはずですが、
それをTverで配信停止にして引っ込めているわけですから、今回の炎上は想定外の出来事で、慌てて対応するハメになってしまった感じでしょう。
そしてテレビ局の脇の甘さのポイントその2が「社会問題に繋がりかねない家族模様をバラエティ前提で放送しちゃった」というところですね。
この点については1月26日のピンズバNEWSのネット記事にて、元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道さんが指摘。
鎮目さんの話としては「せいやさんの対応は良かったけどテレビ局側はもっと気を付けた方が良かったね」と、テレビ局側の認識の甘さについてコメント。
ざっと要約して紹介すると、
それぞれのご家庭に事情があるのは仕方がないことで、そのお困りごとを探偵が解決しに行くというのが「ナイトスクープ」の本質。
【ナイトスクープ“ヤングケアラー”炎上】VTR「最後の7秒」と「せいやの振舞い」を元キー局Pが解説 より
その意味では放送内容は許容範囲かと思われます。
ですが、テレビマンとして気になるところはありました。
「取材をする前に、ヤングケアラーなのか、それとも、“ちょっと大変な家庭レベル”なのかを、番組側がきちんと調べたのか」ですね。
問題がないと判断したからこそ放送したのでしょうが、そこはハッキリさせたいところ。
もし、事前の調査の時点で、本当にいつも家に子どもしかいないような家庭だと分かったとすれば、それは撮影どころではなく、通報案件になってくるわけですよね。
ですが、番組として問題ないと判断したから放送したと見られますが……。
(母親のやっている)SNSを確認したり、事前に親から話を聞いたりしていれば、その人たちに問題があるかどうかはある程度分かります。
それでマズいとなれば、「ナイトスクープ」では撮影せずに通報する流れになった可能性もある。
それで問題がなかったはずなのに、あのような形で放送したことにも疑問が残ります。
問題提起のためにあえて残した可能性も否定はしませんが、そもそも「ナイトスクープ」は、視聴者がくだらなくてどうでもいい、馬鹿馬鹿しい依頼をしてもいい番組ですよね。
子どもの人権に最大限の配慮をするのが現在のテレビ番組では鉄則ですし、視聴者に“母親に問題があるのでは”と思わせる演出を入れることは避けるべきだったかと思います。
ということで、テレビ局サイドが「面白おかしく取り上げるバラエティ番組」として放送しちゃったことで、よけいに問題が膨れ上がってしまった可能性を指摘されました。
これをパウラちゃんねるなりの視点で考察していきたいと思いますが、
もしもテレビ局サイドが「これはバラエティではなく、社会問題として取り上げるべき問題だ」というふうに受け止めて柔軟に対応できたなら、
例えばバラエティ番組として取り扱うのではなく、ワイドショーとして取り扱ったり、
あるいは編集で顔にモザイクをかけるなどの配慮もできたわけです。
もし顔にモザイクをかけたりとかして、ワイドショーとかで取り上げていれば、もう少し炎上の仕方も違うものになったことでしょう。
しかし今回のこれは前提がバラエティだったので、家族全員の顔も出てしまい、個人情報がバレバレな状態になってしまっているため、なおさらとんでもないことになってしまったわけですね。
ですが実際には「カオスな大家族のおもしろい日常」みたいな感じのバラエティとして取り上げてしまったせいで、余計に燃え広がってしまった側面は否定できないでしょう。
最後にテレビ局の脇の甘さのポイントその3が「下手すれば番組が終わる可能性があるぞ」ということを考えずに放送しちゃったところですね。
というのも改めてABCテレビが出した声明を振り返りたいと思いますが、パウラが気になったのは声明の後半の部分です。
番組制作にあたっては取材趣旨の説明と同意確認を行い、関係者の尊厳・プライバシーに配慮して編集・放送しましたが、
https://www.asahi.co.jp/knight-scoop/ より
結果として取材対象者個人に対する強い批判や誹謗中傷が広がっている状況を重く受け止めています。
今後も取材対象者をはじめ、番組に関わる皆様の安全と尊厳を守ることを第一に番組作りを続けてまいります。
この点ですが、別にこれらはSNSで起きている誹謗中傷問題と別に関係ないポイントですね。
シンプルに「SNSで誹謗中傷しないでくれ」の一言で済むような内容なのに、なぜか「番組制作サイドは頑張ってます」という、ごく当たり前の話をしているわけです。
じゃあ、なんでこんなことをわざわざ書いているのかについて検証したいと思いますが、
これは多分、これ以上今回の問題が大きく広がってしまうと――、
あっ、ヤバいこれ!
こんな風に番組がSNSで叩かれて炎上しちゃうことになったら、今後取材対象者の候補たちが、
「自分たちもナイトスクープで炎上しちゃうかもしれないから、ナイトスクープに依頼するのやめよう」って思いかねないじゃん!
誰も依頼してくれなくなったら、番組作れなくなっちゃうから、番組を終了させるか路線変更して、トーク番組とかクイズ番組とか企業案件とかするしかないじゃん!
・・・っていうことに、いまさらになって気付いてしまったからだとパウラは憶測しました。
だからさっきの声明でも「番組は取材対象者にものすごく配慮して作ってます!」みたいなことをアピールしているんだと思います。
しかし現実にはこの声明を発表後も炎上は収まるどころか加速しているうえに、
なんかお国とかへずまとかまで「ヤングケアラー問題に取り組みます」みたいな事を言い始めてしまった始末。
普段はネットで目の敵にされているテレビ界隈が、今回は珍しく「問題提起したテレビは悪くない!これを放送したテレビは正しい!」っていうふうに言ってる人たちも見かけますが、
バラエティ番組制作の視点で言えば、こんな形で騒がれれば騒がれるほどに、番組が作りづらくなってしまうわけですね。
もしこれが情報番組とかでこの担がれ方をされていれば問題にはならなかったと思いますが、「ナイトスクープ」はバラエティですからね。
脇が甘すぎたせいで「テレビは正しいことをしたんだ」と担ぎ上げられれば担ぎ上げられるほどに、
これからの番組制作がやりづらくなっちゃって、下手すれば番組が終わるっぽいという皮肉な事態になっちゃったわけです。
以上、パウラのぽいぽい検証でした。
ということで最後にパウラからABCテレビを含むテレ朝系列の皆様にエールをお届けしたいと思いますが、
テレ朝系列の皆様、皆様は本当に素晴らしいですね!
さすがテレビ局様は正義のメディアです。
まさか、ワイドショーや報道番組ではなく、バラエティ番組というかたちで社会問題を取り上げることによって世間に対して問題提起を行い、
最終的に国全体を動かすなんて、テレビを心の底から愛するテレビっ子なパウラ、テレビ局の皆様に対してものすごくリスペクトの精神が発動してしまいました!
もしかしたら今回の炎上のせいで、これからナイトスクープに依頼を検討していた取材対象者候補が委縮して、
下手したら番組が作れなくなるかもしれないことを覚悟のうえで捨て身の問題提起をするなんて、
本当にテレビ局の皆様は、自己犠牲をいとわない正義感溢れるメディアだと心の底から感激いたしました!
自分たちが番組を作れなくなるかもしれなくても、捨て身で社会に問題提起をする、テレビ界隈の皆様の自己犠牲の精神が尊すぎて、
テレビ界隈を心の底からリスペクトするパウラ、心がポップUPして頭ウキウキ、胸がぽかぽかしてお腹がまんぷく昼太郎です!






