日光東照宮、なんでガンプラ売ってんの?wwwwww

https://x.com/testament05/status/2047942845794078736 より

最初にXで「日光東照宮でガンプラ売ってる」みたいな投稿が流れてきたとき、正直ちょっと笑ってしまった。神社といえば御守りとか御朱印とか、そういう「ありがたい何か」を授与してもらう場所のはずで、そこに突然プラスチックの組み立て式ロボットが並ぶ画ヅラがあまりにも遠い。

話題の起点になった投稿はこちら。

なんでだよ、と思って公式サイトを開いたら、本当に「ガンプラ販売のお知らせ」というページがあった。世界遺産の公式ブログにガンプラの三文字が並んでる時点で情報量が多すぎる。

落ち着いて事実関係をなぞる。日光東照宮の公式ブログには、2025年7月17日付で告知が出ていて、販売されているのは「武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」。販売開始は2025年7月21日、時間は午前9時から12時と午後1時から4時、場所は西廻廊窓口、税込8,300円、しかも「1人3個まで」と書いてある。

1人3個まで、の表記が強い。これはもう観光地のお土産コーナーの注意書きじゃなくて、転売対策が必要な人気ホビーの売り場の注意書きだ。巫女さんからガンプラを手渡される体験、たぶん全国でここでしか発生しない。

で、ふざけた話なのかというとそうでもなく、BANDAI SPIRITSの商品ページを読むと割と真面目だった。日光の社寺の世界遺産登録25周年を記念して企画されたもので、2024年5月26日にはちゃんと日光東照宮に奉納され、翌27日から先行販売がスタートしている。

モチーフは徳川家康が関ヶ原の戦いで着用したと伝わる南蛮胴具足の色彩と兜。家康・東照宮・武者ガンダムという、字面だけ見ると噛み合わなそうな三者が、よく見ると全部「家康の甲冑」で繋がってる。完全に筋が通っている。通っているんだけど、それはそれとしてやっぱり画ヅラは強い。

ネットの反応もだいたい同じ温度で、「なんで神社でガンプラ」「本当に売ってるのか」という戸惑い枠と、「売ってるよ」「売り切れと入荷を繰り返してる」という既に知ってる勢、それから「徳川家康がガンダム好きだったなら不思議じゃない」みたいな武者ガンダム文脈に寄せた冗談が混ざっていた。

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「1人3機まで」のところに東照宮側の本気を見出してる人が複数いたのは笑った。みんな見るところが同じ。

たぶんこの話の面白さは、厳かな場所とホビーの距離感が遠すぎるように見えるという一点に集まっていて、でも調べていくと「家康の甲冑モチーフを家康ゆかりの神社で頒布する」というむしろ正統な座組だったというオチがある。

観光地や文化財が、ただ「ありがたいですね」で消費される対象から、現代のオタク文脈とちゃんと接続して入口を増やしにいく時代になった、という話として見ると、これはこれで割と良い事例な気がしてくる。なんでガンプラ売ってんの、から、ちょっと日光行くか、までの距離が思ったより近かった。

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