「貸してやってんだから簡単に水道メーター盗まれてんじゃねぇぞ?というメールが来た」——そんなコメントを添えて、さいたま市から届いた水道メーター盗難注意喚起のスクリーンショットが2026年4月30日にXへ投稿された。投稿者は @TomatoRed_2525 さん。ユーザー提供スクリーンショット上では表示331.6万件、リポスト1.4万、いいね4.6万という広がりを見せている。
さいたま市水道局が公式サイトに掲載した注意喚起(2026年5月1日更新)には、全国的に水道メーターの盗難が相次いでいること、水道メーターはさいたま市水道局から水道使用者に「貸与」しているものであること、そして水道使用者または給水装置所有者に「適切な管理をお願い」している、という旨が記載されている。ページ内ではメーターボックス周辺の確認や不要物・雑草の除去、照明設置といった防止策、長期間使わない場合の無料取り外し案内なども掲載されている。
物議の中心になったのは、「貸与しているものだから」→「利用者が適切に管理して」という文脈の流れだった。Xでは「適切な管理とは具体的に何をすればいいのか教えてほしい」という困惑の声が目立ち、一般の利用者が日常的にできる防止策があるのかどうか、そもそも分からないという反応が広がった。
「設置している事業者側が盗まれないような設置方法を考えるべきでは」「簡単に持ち去れるような構造なら、それは行政側の問題では」といった視点もXには多く見られた。「盗まれた側が悪いみたいに聞こえる」と受け取る声もあり、被害者の立場に立つと読み方がキツくなる、という反応も観測されている。
東京都水道局の類似通知と比較して、さいたま市の文面がより利用者側に責任を寄せているように見える、という指摘もあった。「警察や行政に言いそうな案件」と、治安悪化・防犯強化の文脈に重ねてツッコむ声もあり、文面への違和感がいくつかの方向から膨らんだ形になっている。
さいたま市の注意喚起ページ自体は、メーター盗難という実際に起きている問題への対応として公開されており、複数の予防策も案内している。ただネット上では、その「貸与物だから管理をお願い」という言い方が、利用者には防ぎようのない盗難の責任まで引き受けさせているように映ったという受け止めが拡散する形になった。
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